てんのじ村寄席/Tennojimura-yose

てんのじ村寄席は主にアマチュアによる上方落語や英語落語などの寄席芸を楽しんでいただく拠点です。

活動報告/ Programs & Photos

◇第18回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」   (令和4年12月18日)

◇と き  令和4年12月18日(日) 午後2時開演 (午後1時30分開場)

◇ところ    山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)    

◇入場料  無料

◇番 組  柱 牛蝶「色事根問」/ 七福亭茶錦「代書屋」/ らくてん亭水車「にぎやか寿司」(桂三枝・作)/ (仲入)/ 五月家安庵「阿弥陀池」/ 柱 祭蝶「不動坊」  (三味線)まきぞう
DSC06054-2 DSC06058-2 DSC06068-2 DSC06073-2 DSC06085-2 DSC06099-2 寿恵広ガロ落語会18-2

◇第14回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」   (令和2年12月20日)

◇と き  令和2年12月20日(土) 午後2時開演 (午後1時30分開場)

◇ところ    山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)    

       詳細はてんのじ村寄席ホームページへ(http://tennojimura-yose.rakutopia.jp)

◇入場料  無料

◇番 組       七福亭茶錦「浮世根問」/ 華乃ひかる「餅屋問答」/ らくてん亭水車「二番煎じ」/ (仲入)/ 唐亭一寸風「上燗屋」/ 柱祭蝶「天狗裁き」

<今回も案内先を登録されている方々のみにご案内し、事前予約制で実施しました。新型コロナウイルス感染症の赤信号がともるなか、主催者として精一杯の対策を講じての開催です。入場者数制限、マスク着用・手指消毒、常時換気など前回からの対策に加えて、体温測定、高座にアクリル板のパーテーション設置など新たな対策も施しました。
 お客様には、常時換気で寒いなかを屋外と同じ服装で鑑賞いただき、途中携帯カイロを配らせてもらいました。また途中アクリル板への天井照明の映り込みに気づき、仲入りからのち一部照明を消すことも。
こうした厳しい条件のなかでしたが、アンケート結果をみれば内容の評価として「大変よかった」がこれまで最高の割合となり、お客様から励まされご祝儀をいただいた気持ちです。>

DSC04978-2 てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会(第14回)-2

 

◇第13回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」   (令和2年7月4日)

と き  令和2年7月4日(土) 午後2時開演 (1時30分開場)

ところ     山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)

入場料  無料

番 組  一山亭南坊「犬の目」/ 唐亭一寸風「天災」/ 隣乃玄関「荒大名の茶の湯」/ (仲入)/ 悠々亭伸輔「疝気の虫」/ らくてん亭水車「軒づけ」

<小雨が降ったり止んだり、あいにくの空模様の7月4日の土曜日に、第13回の「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」を開催しました。

 はじめての事前予約制。座席数をいつもの半分にし、空調をかけつつ窓は常時開け放ち、お客様にはマスク着用、入り口での手指消毒をお願いしました。幸い気温がさほど上がらず外からの風も適当によく通り、落語を聴く環境としてまずまずでなかったかと思います。
 演者と客席との距離も何とか3メーター程度離すことができましたが、水車の「軒付け」は爆発的大音声が売りのため、途中3カ所ほど、とっさに口の前を透明の下敷きで遮るという芸当をしました。お客様の興を削ぐリスクもあったと思いますが、結果は大爆笑につながりよかったです。
 開場前に、座席や扉の取っ手、トイレの手すりや便器など要所要所を効果持続性の除菌剤で拭いておきましたので、後の片づけはいつもどおりで済ませ、いそいそといつものアジア料理のお店。>
DSC04728-2 DSC04708-2 てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会(第13回)修正-2

 

 

 

◇Tennojimura-yose English Rakugo Part21 (Feb.9th 2020)

Feb.9th (sun.) 14:30

at Sanno fukushi kaikann     

Admission 500 yen

      <Program>

1. Short Stories  by Tsubasa(桜楽亭 翼)
2. A Man in a Hurry  by Hasshow(八笑)
3. Kozu Shrine  by Charley(須磨乃家茶里)
4. Workshop  by Showto(笑人)
Let’s perform short Rakugo story by Rakugo instructor
5. I Hate Hamburgers  by Chamekichi(笑笑亭ちゃめ吉)
6. The Patience Bag  by Kitty(西ノ家喜亭)

ここ数日にわたる寒気の中、また中国での新型肺炎流行の影響が懸念される中、予想を上回るお客様にお越しいただきました。
 一番手は姫路の高校生、英語はすでに達者な桜楽亭翼くん。笑顔を絶やさず堂々とみごと初出演をこなしました。喜亭さん、茶里さん指導のもと、これからがますます楽しみです。
 続く、世界最高齢の英語落語家で当寄席名代のスーパーお爺さん、八笑さんの「いらち俥」も、まだまだ弾けて跳びまくり、前回怪我で欠場の須磨乃家茶里さんの満を持しての「高津の富」は、これぞ古典落語の面白さをそのままに伝えていただいた、まことに嬉しい流れとなりました。
その流れに乗せ上手の笑人さんも乗りに乗り、ワークショップは最後にお客様を総立ちにさせてオーバーフロー。そして当寄席が大好きと言うていただいている京都・笑笑亭のちゃめ吉さんの「ハンバーガー怖い」。姫路が拠点、当寄席レギュラーの西ノ家喜亭さんの「堪忍袋」。関西の東と西、それぞれの地でリーダー格のお二人が、大阪のディープサウスの会場を笑いの激流へと変えました。ちゃめ吉さんの舞妓の演技が面白かわいい。喜亭さん、喜気迫る嫁さんの「くそ婆あ、死ね~」。常連のお客様から、いままでで一番おもしろかったとの感想をいただきました。
課題は依然として集客です。>
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◇第12回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」   (令和元年11月4日)

と き  令和元年11月4日(月・祝振) 午後2時開演 (1時30分開場)

ところ     山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)
地図のページ・「動物園前」駅からの道順のページをご参照ください

入場料  無料

番 組  隣乃玄関「時うどん」/ 古印亭勝丸「二階借り」/ 一山亭南坊「京の茶漬」/ (仲入)/ らくてん亭水車「代書屋」/ 悠々亭伸輔「紺屋高尾」

<今回も大勢のお客様にお越しいただいました。アンケート結果によれば、全体の3分の1を占める当寄席は初めてのお客様では他の落語会で配られたチラシをご覧になって来られた方が多かった。今更ながらこの方法での広報の効果が大きいことを確認した次第です。
 そして内容面での今回の一番の特徴は、当寄席で初めて江戸前の落語が演じられたこと。当寄席初出演でもある悠々亭伸輔さんがトリで演じ、上方落語を聴きなれたお客様を粋な人情噺で惹き付けて離さず、番組の幅が一段と拡がりました。
 会場のキャパからも中身においてもまだまだ末広がることが期待できる「寿恵広ガロ落語会」です。>

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◇Tennojimura-yose English Rakugo Part 20    (令和元年10月5日)

Oct.5th (sat) 14:30

at Sanno fukushi kaikann      

Admission 500 yen

      <Program>

1. Monkey  by Karanenbutsu(六斎亭空念仏)
2. Flea Market  by Hasshow(八笑)
3. Moving  by Showto(笑人)
4. Workshop  by Showto(笑人) 
Let’s perform short Rakugo story by Rakugo instructor
5. Magic Show  by Toby(トビー斎藤)
6. Heartfelt Service  by Yuen(遊宴)
7. What a Good Tuner  by Kitty(西ノ家喜亭)

<10月5日の土曜日、第20回の「てんのじ村寄席・英語落語の会」を開催しました。底を打ち回復傾向とはいえまだまだピーク時の半分以下のお客様。有料で運営している身としては、PRにさらに工夫が必要と痛感しています。
そうした中、本日ご来場だきましたお客様には、本当に感謝感激、有難い限りです。外国人では、今回新たに二人の方が参加されました。お二人ともカナダ人。一人は、日本のアニメ・マンガが大好きで、落語家の登場するマンガを観て落語に興味を持ち、ネットを検索、当会のHPにたどり着いてのお越しです。既に1年間日本に滞在し、キタは北海道から、ミナミは大阪のディープサウスのこの地まで全国方々を旅行されています。
もうひと方は、日本のダウンタウンがお好きとのこと。こういう古いタイプの繁華街もお好きなのかとたずねたら、いやそうではない、TVに登場する人気者ダウンタウンにハマっているのだとのこと。大阪ご在住で大阪弁も解されますが、名古屋にお住いのご友人に連れられてご来場ということにも感激しました。
日本のサブカルの訴求力のすごさに感心するとともに、日本の伝統芸能、落語の面白さを外国の皆さんにもっと伝えたい気持ちも高まりました。本日の演者の落語もその期待に十分応えていただく内容だったと思います。骨折で今回欠場された須磨乃家茶里さんの早い復帰を祈ります。>
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◇Tennojimura-yose English Rakugo Part19    (令和元年6月8日)

Jun.8th (sat) 14:30

at Sanno fukushi kaikann       map on the special page

Admission 500 yen

      <Program>

1. Beans  by Karanenbutsu(六斎亭空念仏)
2. Tairabayashi  by Kanta(かんた)
3. A Geisha Girl in a Hurry  by Chamekichi(ちゃめ吉)
4. Workshop  by Showto(笑人) 
Let’s perform short Rakugo story by Rakugo instructor
5. Jaganso  by Charley(須磨乃家茶里)
6. Ku_monmon Juku School  by Kitty(西ノ家喜亭)

<まず一番手の空念仏君がよかった。サゲに向けての盛り上げ方は日本語落語での場数を反映?! 平林をビジュアルに解説されたかんたさんもよかった。これなら外国人も書に興味のある人はついて来れそう。初登場、京都からお越しいただいたちゃめ吉さんもよかった。ちゃめ吉さんは本日を控えてよく眠れず登壇直前まで大変緊張されていたとのこと-なかなかどうして、本番ではすっかりマイペース、着物の裾の乱れもギャグにできる余裕の演技で、また人力車の乗客を芸者ガールにしたことも効を奏し、本日一番多く笑いを取られていました。
 乗せ上手の笑人さんのワークショップにはアンコールの声が上がり、続いて古典落語を忠実に演じられた茶里さんの「蛇含草」は、日本の伝統芸能・落語の面白さを英語によって十二分に伝えていただいたと喜んでいます。そして本日最もチャレンジングな演目に挑まれたのがトリの喜亭さん。外国人も日本のやくざの世界には興味津々とのこと。学習塾とやくざ言葉のミスマッチの面白さがどの程度伝わるか。残念ながら本日のお客様は多くが日本人で、外国人のお客様も皆日本語を解されるのでこの点は不明のまま。とにかく何度も爆笑を生み、アメリカと日本での生活が半々という日本人でバイリンガルのオジサンがいたく面白がっておられました。>  DSC03240-2
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◇Tennojimura-yose English Rakugo Part18 (Feb.10th 2019)

Feb.10th (sun) 14:30

at Sanno fukushi kaikann       

Admission 500 yen

 <Program>

1. The Hummer  by Karanenbutsu(六斎亭空念仏)
2. Forgetful Messenger  by Chacha(茶々)
3. Snow Heron  by Botan(ボタン)
4. Workshop  by Showto(笑人) 
Let’s perform short Rakugo story by Rakugo instructor
5. Miracle Ace  by Charley(須磨乃家茶里)
6. The Wallet  by Kitty(西ノ家喜亭)

<2月10日、厳しい寒さの日曜日、第18回の「てんのじ村寄席・英語落語の会」を開催しました。
お客様の数は、前2回が悪天候の影響もあって低調でしたので、今回かなり回復したのが嬉しかった。本質はボランティアといえ、入場料をいただいて運営している身としては、いつもどれくらいご来場いただけるかが気になります。
 内容面では、毎回のことながら、お客様から、楽しかった、面白かったなどなど、たくさんの称賛の言葉を頂戴しました。アンケートをみると、プログラム構成をほめて頂いている回答も数件あり、なかなか隅におけないお客様がいらっしゃいます。演者の皆さん、お囃子の皆さん、お疲れ様でした。張り切って、次回6月8日(土)開催へ向かいます。>
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◇第10回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」   (平成30年11月25日)

と き  平成30年11月25日(日) 午後2時開演 (1時30分開場)

ところ     山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)

入場料  無料

番 組  唐亭一寸風「つる」/ 星笑亭直助「向う付け」/ 柱祭蝶「二番煎じ」/ (中入り)/
一山亭南坊「子ほめ」/ 七福亭茶錦「一文笛」

<11月25日の日曜日、大阪のディープサウス、かつての芸人村ゆかりの地で第10回の「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」を開催しました。ここ数日寒い日が続き心配しましたが、今回も大勢のお客様にお越し頂き、当寄席もすっかり定着した感があります。
    今回は落語ファンにはお馴染みの噺が並びました。途中お客様がパイプ椅子とともに大音を発して転ばれたり、また演者の方も度々噺で滑ったり、最後にはギッチョのはずの人物の右手が出かかったり、いろいろありましたが、それらに動ぜずお客様は熱心に聴き入ってはりました。
    有り難いこと。都若さん、鳴り物のお手伝いありがとうございました。>
DSC02268-2 てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会・改訂(第10回)

 

◇Tennojimura-yose English Rakugo Part17 (Oct.6th 2018)

Oct.6th (sat) 14:30~

at Sanno fukushi kaikann       

Admission 500 yen

      <Program>     

  1. Time Noodles by Karanenbutsu
  2. Lost and Found Center by Yuen    
  3.  Black Rose  by Koito                     
  4. Workshop by Showto
  5. Bird Hunter by Charley
  6.  Magic Show  by Toby   
  7.  The First Visit to Tenjin Shrine  by Kitty

     台風25号が日本海に逸れホッと安心の土曜日。今回は番組構成が素晴らしく功を奏しました。
     まず一番手は、日本語のこども落語チャンピオンの空念仏くん。英語でもさすがにパンチ・ポイントは外さない。二番手遊宴さんの「お忘れ物承り所」も楽しかった。途中に挿入される英語、韓国語、フランス語の歌も以前のヘタうまからノリノリのウマうまに。こいとさんの「宿屋仇」現代女性バージョンも各場面に興味津々、Black Roseの着想が素晴らしい。
     リラックスタイムでもあるワークショップは、乗せ上手の講師・笑人さんに対して、登壇いただいた女優経験ありのドイツ人ハンナさんが乗り上手で、誠にハンナやかなひとときとなりました。その後の茶里さんがまたリラックスしていてかつハイテンションで、ご自身が楽しんでいるのがしっかりと聞き手に映る愉快な「鷺取り」でした。
     そしてトリ前にいつもと異なりトビーさんのマジックが挟まり、これがまた長丁場の英語落語3題の疲れを吹き飛ばすことになったと思います。技量が堂に入り、英語が流暢、長さも丁度よい、三拍子揃っておりました。トリは、当寄席の看板女性(娘でいいか!?)の喜亭さん。「初天神」という純日本的内容の古典落語が英語落語で登場しただけでも嬉しい限りですが、トラちゃんが可愛い、おやっさんが面白い、凧揚げに夢中になる男心は世界共通と思わせる受けブリで終演を迎えました。
     このところの気象条件・災害状況のせいか、中身はこのように大成功の公演に、お客様が通常の半分というのが惜しい。>
      

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