・と き 令和元年12月15日(日) 午後2時開演
・ところ 大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)
・入場料 館への入場に観覧料600円が必要です(大阪市内在住の65歳以上無料)
・番 組 一山亭南坊「鉄砲勇助」/ らくてん亭水車「代書屋」/ 四笑亭〇丸「動物園」/ 柱祭蝶「仔猫」 (鳴り物:らくてん亭さくら)
<今回も奥庭の椅子席は満席ながら、お客様は、演者の声を離れたところからスピーカーを通じて聴いていただいているテレビ鑑賞的状態。時々横からインバウンドのお客様がちょっと覗いて行かれるのも本席の特徴です。演者にとって、奥のお客様の反応が捉えにくく、どうしても前のお客様が頼りのところ、何人かよく反応いただける方がおられて助かりました。今後奥庭のお客様との関係で何か工夫はできないものかとも思います。
番組は、一番手の南坊、三番手の〇丸が気を使い短め軽快にされたおかげで、水車、祭蝶は伸び伸びとやらせていただき、特に本席初演、祭蝶の「仔猫」は、さくらの三味線ハメモノも効を奏して、らくてん会版「町家寄席」をグッと盛り立てました。
前の席で最後まで熱心に聴いていただいたお客様が帰り際に「社会人の(町家寄席)は初めて聴いた」とつぶかかれた、そのお顔が笑っていたのが印象に残りました。>