らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

活動

◇第60回「らくてん寄席」                (平成31年3月9日)

◇日 時  平成31年3月9日(土) 午後1時30分開演 (午後1時開場)
◇場 所  西成区老人福祉センター 1階大広間
◇入場料  無料
◇番 組  らくてん亭水車「能狂言」/ 唐亭一寸風「猫の茶碗」/ 一山亭南坊「持参金」/
笑人「源太と兄貴」/ 天満家哲ちり「住吉駕籠」
(鳴り物)猪名川亭あん光ほか

<年に3回開催して丸20年、よう続いたもんやと思います。
    第1回は平成10年の5月。当時の館長さんのご尽力で会場の大広間には70人のお客様が入る大盛況での発足となりました(当時はまだ座布団席)。で、第2回のお客様が7人。私たちがどんなものなのか分かってしもたわけでございますねえ。それからも関係者と入場者の数があまり変わらないという期間がおそらくは3~4年、ずいぶんと長く続きました。その後、当寄席の存亡に係わる出来事があり、これまでご縁のなかった方々にもご出演をお願いすることとなって、少し集客にも気を遣うようになり今日に至ります。
    第1回の記録はまだ更新できていませんが、本日も大勢のお客様にお越し頂きました。やはり、会場がドーっと響き沸くほどの笑いがあるのは嬉しい。参加回数の多いお客様3方に感謝状をお渡ししました。水車友人の山下さんが、出演者似顔絵のポスターを描いてくださいました。皆若い。発足当初はこんなだったかも?!>

    

                          

◇口上(第92回「西成寄席」)

お運びありがとうございます。

 カレーという食べ物は、カタカナのメニューですが、いまや日本人の食生活に不動の地位を確立した、まさに国民食と言ってよいと思います。

 長年にわたってハウス・バーモントカレーの普及に貢献した西城秀樹さんが、残念ながら昨年お亡くなりになりました。ヒデキ死すともカレーは死せず。ま、当たり前ですけど。バーモントカレーは永遠に不滅です、知らんけど。 

(個人的にはハウスよりSB、さらにメタル印度カレー派です)

 どんな「派」やねん!

 こういう時はほったらかしにせず、ぜひ突っ込んでください。

 4行戻りますが、「知らんけど」は大阪のおばちゃんが言うぶんには何ともないんですが、字にして読むとイラっとしますね。

 え~、ことし八七歳になる母親と話をしていると、こういうとっ散らかった感じの会話になります。話があっちへ行ったりこっちへ行ったり、関連はあるんですが微妙に話の主題がずれていくというか。普段の世間話でありながら予定調和していかない不思議な感覚です。この感じ。何か笑いにつながらんもんでしょうか?

 さて、カレーの話に戻りますが、大阪では「阪急カレー」とか「インデアンカレー」など従来型のカレーに加えて、スパイスカレーというのが大変人気です。

 わたしの勤め先の中津周辺は、いわゆる「激戦区」なんやそうですが、わたしは一度入って「おいしい!」と思ったらそこばっかり行くので、有名なお店がたくさんあるのに地下鉄近くの「まるせ」にしか入ったことがありません。

 昼は基本「チキン」「ポークキーマ」「グリーン」の3種類。「合いがけ」といって注文すれば複数の組み合わせもできます。

 夜は串焼きとかタンドリーチキンとか、いろいろなメニューが登場しますが、わたしは大抵「夜の定食」という何種類かのカレーの乗ったワンプレートと生ビールを注文します。

 こんなことを書いていると頭と口の中が「カレー」になって、このかつての日活ロマンポルノの題名のようなメニューを食べたくなってきます。           

 (山)

◇第92回「西成寄席」                 (平成31年2月22日)

  •  と き   平成30年2月22日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
  • 入場料           1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「犬の目」     桂 小梅
    「七度狐」     笑福亭松五
    「はてなの茶碗」 桂 春若
    <仲入り>
    「湯屋番」      桂 紅雀
    「三枚起請」   桂 花団治

    開演1時間前からお客様がお越しになり行列ができるのが通例になりました当寄席。今回も楽しみに並ばれる皆さんの姿にスタッフとしてまことに有難くやりがいを感じつつの開演となりました。
     演者も期待に応えて毎回熱演いただきますが、今回は中入り前にも松五師の「七度狐」や春若師匠の「はてなの茶碗」という比較的大きいネタが入り、全体としてたっぷり、終演が予定時刻を大幅に超える事態となりました。
     モタレでは紅雀師の体中から楽しさが発散される奔放な「湯屋番」、そしてトリには古典落語の面白さがまともにぶつかってくるような熱気の感じられる花団治師匠の「三枚起請」。いずれも「落語の神髄はギャグではない、情景描写や」という、春若師匠がよく打ち上げで口にされる言葉を地で行くものと感じました。>

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◇Tennojimura-yose English Rakugo Part18     (平成31年2月10日)

Feb.10th (sun) 14:30

at Sanno fukushi kaikann       map on the special page

Admission 500 yen

 <Program>

1. The Hummer  by Karanenbutsu(六斎亭空念仏)
2. Forgetful Messenger  by Chacha(茶々)

3. Snow Heron  by Botan(ボタン)
4. Workshop  by Showto(笑人) 
Let’s perform short Rakugo story by Rakugo instructor
5. Miracle Ace  by Charley(須磨乃家茶里)
6. The Wallet  by Kitty(西ノ家喜亭)

<2月10日、厳しい寒さの日曜日、第18回の「てんのじ村寄席・英語落語の会」を開催しました。
お客様の数は、前2回が悪天候の影響もあって低調でしたので、今回かなり回復したのが嬉しかった。本質はボランティアといえ、入場料をいただいて運営している身としては、いつもどれくらいご来場いただけるかが気になります。
 内容面では、毎回のことながら、お客様から、楽しかった、面白かったなどなど、たくさんの称賛の言葉を頂戴しました。アンケートをみると、プログラム構成をほめて頂いている回答も数件あり、なかなか隅におけないお客様がいらっしゃいます。演者の皆さん、お囃子の皆さん、お疲れ様でした。張り切って、次回6月8日(土)開催へ向かいます。>

◇第22回「らくてん西寄席」              (平成31年2月2日)

  • と き   平成31年2月2日(土) 午後1時30分開演
  • ところ   西区老人福祉センター
  • 入場料  無料
  • 番 組  唐亭一寸風「猫の茶碗」/ らくてん亭水車「ちりとてちん」/ 猪名川亭あん光「星野屋」/ 天満家哲ちり「一人酒盛」/  天満家ひろ菜「火焔太鼓」
    (鳴り物:らくてん亭さくら、ほか)

    <今回は、南坊さんが欠場ゆえ、ゲストにあん光さん、ひろ菜さんのお二人を迎えての口演となりました。お二人とも当寄席は初登場。あん光さんは「らくてん寄席」で2回お世話になってます水車と同じ池田の落語ミュージアムの受講生。ひろ菜さんは、元松竹芸能所属の漫才師で、繁昌亭開設のころからその直ぐ近くで飲食店を経営されています。西成区で哲ちりさんとの二人会を年4回開催され、水車も長年存じ上げていて、当会初出演が不思議なくらいです。
     今回は、のっけからお客様の反応が良く、寄席が終わって退場される折にもニコニコどころでないまだ同じ調子で笑っている方がおられたのが印象に残りました。>
            

◇Tennojimura-yose English Rakugo Part17     (平成30年10月6日)

Oct.6th (sat) 14:30~

at Sanno fukushi kaikann       

Admission 500 yen

      <Program>     

  1. Time Noodles by Karanenbutsu
  2. Lost and Found Center by Yuen    
  3.  Black Rose  by Koito                     
  4. Workshop by Showto
  5. Bird Hunter by Charley
  6.  Magic Show  by Toby   
  7.  The First Visit to Tenjin Shrine  by Kitty台風25号が日本海に逸れホッと安心の土曜日。今回は番組構成が素晴らしく功を奏しました。
     まず一番手は、日本語のこども落語チャンピオンの空念仏くん。英語でもさすがにパンチ・ポイントは外さない。二番手遊宴さんの「お忘れ物承り所」も楽しかった。途中に挿入される英語、韓国語、フランス語の歌も以前のヘタうまからノリノリのウマうまに。こいとさんの「宿屋仇」現代女性バージョンも各場面に興味津々、Black Roseの着想が素晴らしい。 リラックスタイムでもあるワークショップは、乗せ上手の講師・笑人さんに対して、登壇いただいた女優経験ありのドイツ人ハンナさんが乗り上手で、誠にハンナやかなひとときとなりました。その後の茶里さんがまたリラックスしていてかつハイテンションで、ご自身が楽しんでいるのがしっかりと聞き手に映る愉快な「鷺取り」でした。
     そしてトリ前にいつもと異なりトビーさんのマジックが挟まり、これがまた長丁場の英語落語3題の疲れを吹き飛ばすことになったと思います。技量が堂に入り、英語が流暢、長さも丁度よい、三拍子揃っておりました。トリは、当寄席の看板女性(娘でいいか!?)の喜亭さん。「初天神」という純日本的内容の古典落語が英語落語で登場しただけでも嬉しい限りですが、トラちゃんが可愛い、おやっさんが面白い、凧揚げに夢中になる男心は世界共通と思わせる受けブリで終演を迎えました。
     このところの気象条件・災害状況のせいか、中身はこのように大成功の公演に、お客様が通常の半分というのが惜しい。>

         

◇出演7回「センター寄席」               (平成31年1月26日)

  • と き   平成31年1月26日(土) 午後1時30分開演
  • ところ  東住吉区老人福祉センター
  • 番 組  「時うどん」唐亭一寸風/「持参金」一山亭南坊/ 「ふぐ鍋」天満家哲ちり/ 「饅頭こわい」らくてん亭水車いつもながら反応の良いお客様に乗せられて、演者も皆気持ちよく演らせていただきました。
      館長さんから、当寄席の名称「東住吉区老人福祉センター寄席(略してセンター寄席)」を次回以降は「らくてん東住吉(とんずみ)寄席」としてよいかとの打診がありました。西成区老人福祉センターの「らくてん寄席」、西区老人福祉センターの「らくてん西寄席」に続いて当会の名を冠した3番目の落語会となるわけで、もちろん当方は光栄なこととして快諾いたしました。一層張り切って演じます。>

◇口上(第91回「西成寄席」)

 お運びありがとうございます。

 今年は、6月の大阪北部地震に始まり、7月豪雨、台風、北海道地震と、矢継ぎ早の天災つづきで、台風21号では私の住んでおります住之江区南港では大きな木が倒れたり自動車がひっくり返ったりしました。私の家の方はと申しますと、ベランダの仕切りのボードが3軒続きで飛んで行ってしまいまして、団地は立体の長屋であるということを発見いたしました。皆様のところは如何でしたでしょうか。

 さて、先日、天王寺駅のところにあるミオ・プラザ館という建物。60才以上の方なら「ステーションビル」と言った方がとおりがいいのではないでしょうか。
 そこの一階にある喫茶店に入ったときのことでございます。
 天王寺駅の改札口で人と待ち合わせをしておりまして、思わん早く着きましたので、少し蒸し暑い陽気でしたので、冷たいものでもと、時間つぶしを兼ねて入ることにいたしました。
 広いお店で、「お好きなお席にどうぞ」と声がかかります。
 入口に近い二人掛けの席にすわると、いかにも学生アルバイト風の男性が、紙のおしぼりと水の入ったコップをぎこちない手つきでテーブルに置き、「ええっと、ご注文はお決まりですか?」と聞かれたので、「アイスコーヒーをお願いします」と返事をすると、帰ってきた言葉は「おひとつですか?」というものでした。

 ( 「逆・時うどん=注」やがな・・・)

 「はい。アイスコーヒーをひとつ。お願いします」
 このときの違和感、不安感(ほんまに誰かよこに…居てる?)は、初めての経験でした。

(注)上方落語の「時うどん」。二人の男が屋台のうどん屋で一杯のうどんを食べる(悲話ではありません)。一方の男がうどん屋と応対をして一文ごまかしたのを見て、もう一方の男が翌日マネをして失敗するという話ですが、男が全て前日と同じようにやろうと思い、自分一人しかいないのに、昨日同様二人で店に居る態(てい)でやり取りし、屋台の亭主に気持ち悪がられます。江戸落語の「時そば」は、最初からお客は一人です。今思うと、喫茶店で「引っ張りなっ」をやれなかったのが悔やまれます。                                                       (山)

◇第32回「町家寄席」                  (平成30年12月2日)

出演第32回

・と き   平成30年12月2日(日) 午後2時開演

・ところ     大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)

・入場料  館への入場に観覧料600円が必要(65歳以上無料)

・番 組  唐亭一寸風「上燗屋」/ らくてん亭水車「ちりとてちん」/
猪名川亭絹馬「世帯念仏」/ 柱 祭蝶「抜け雀」

<12月のはじめの日曜日とは思えない暖かいこの日、第32回目の出演となりました。館内はもう外国からのお客様が大半を占める大盛況の中、殆ど日本人ばかりの当会場にも、ちょこちょこよと横から外国人の方が覗きに来られすぐに出ていかれるというのがこの寄席の特徴です。
  今回は、猪名川亭絹馬さんが初の出演。出囃子の太鼓も手伝っていただいて助かりました。社会人落語の演じ手としてはたぶん若い方。元気いっぱいの「世帯念仏」でした。続くトリの祭蝶さんの「抜け雀」、衒いなく普通に演じられてまことに面白い。いつも感服する自然で巧みな話芸にお客様も満足の態。後の打ち上げでも、強いアピールが感じられ狙って面白い〇〇さんとの対比でひとしきり盛り上がりました。>
       

◇第91回「西成寄席」                 (平成30年11月30日)

  •  と き   平成30年11月30日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
  • 入場料           1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「狸さい」    月亭遊真
    「禁酒関所」   露の眞
    「抜け雀」    桂 春若
    <仲入り>
    「蔵丁稚」     桂 歌之助
    「笠碁」      笑福亭生喬

    <開場30分前から受付前に行列ができるのが恒例になった当寄席。今回も大勢のお客様にお越しいただきました。
      いつものごとく軽妙洒脱な春若師匠の「抜け雀」のあとは、歌之助師匠の「蔵丁稚」と生喬師匠の「笠碁」が、いずれも熱演でかつ絶妙なとりあわせで並びました。歌之助師のは、終始にこやかな、口からばかりでなく身振り手振りからも蔵の中で独り芝居する丁稚の楽しさが強い放射線となって観る側にストレートに映るよう。片や生喬師のは、重低音が迫力満点でしかも繊細な高音まで綺麗に出る高品質大型スピーカーのよう。喧嘩別れして再戦を望む囲碁好きどおしの揺れ動く心理が上方らしい雨降りでも賑やかな雰囲気の中で表現されていました。
      後の打ち上げも、盛り上がって定刻を大きく過ぎた、晩秋のまことに熱い一夜となりました。>