らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

西成寄席
◎「西成寄席」の概要 (平成29年度)
  
  
(次回の演者・演目などはトップページの「お知らせ」をご覧下さい)

◇と き  平成29年5月26日 8月25日 11月24日 ・ 平成30年2月23日
 (予定) 5月、8月、11月、2月の最終金曜日、午後6時30分開演(30分前開場)
    (これまでより開場・開演時刻が15分遅くなっていますのでご注意下さい)

◇ところ  西成区民センター 2階           
       大阪市西成区岸里1-1-50 (下図参照)
        地下鉄・四つ橋線「岸里」東へ徒歩1分、
        地下鉄・南海電車「天下茶屋」駅南へ徒歩5分

◇入場料  1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)

問い合せ先 大阪市コミュニティ協会西成区支部協議会
              
(西成区民センター1階コミュニティ事業事務室)
        ℡ 06-6652-8461  Fax 06-6652-8462

          


活動

◇「西成寄席」は第100回をもって終了しました 

◇と き   令和3年2月26日(金) 午後6時開演(5時30分開場)
◇ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇定 員  50名(先着順)
◇番 組   「つる」露の新幸/ 「秘伝書」笑福亭飛梅/ 「井戸の茶碗」桂 春若/ (仲入り)/ 「ちりとてちん」笑福亭遊喬/ 「猿後家」桂枝女太

<まだ新型コロナウィルス感染症・非常事態宣言の期間内ゆえに(3日後に解除されることが本日決定)、万全の対策を講じての開催となりました。座席数の上限についての市の方針がやや緩和され従来の3分の2を配することが可能になりましたので、以前同様に区民センターの2階会議室を会場とすることができました。大ホールを使わざるを得なかった前回・前々回と違い、演者にとってもお客様にとっても互いの熱気を感じられる寄席らしい雰囲気がもどりました。
 開演・終演の時刻を30分早め、演者さんには時間の厳守をお願いしましたことも効を奏したのか、各口演ともメリハリの効いた熱演となり、またお客様もグッと聴き込んでおられる様子がありありで、終演後、演者さんからはお客様の反応がよかったと、お客様からは久し振りに楽しかった、面白かったと、口々におっしゃっていただき、世話人としても嬉しい限りでした。
 当寄席は、今回で第100回を迎えました(うちコロナで2回中止)。年4回開催して25年。途中主催者など運営のあり方に変遷はありましたが、一貫して係わってまいりましたらくてん会一同として、支えて頂きました西成区役所、大阪市コミュニティ協会西成支部協議会、協賛団体・企業・個人の皆様、桂春若師匠はじめ出演落語家の皆様、そして何よりも大勢のご来場のお客様に心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 今回で当寄席は一区切りとなります。8年間続いた区役所事業(コミュニティ育成事業)としては今年度(令和2年度)限りで打ち切られることが決まっており、また当面区民センターが新型コロナウィルスのワクチン接種場所となることから、次年度以降については、現在全く不透明な状態です。>

 

 

◇第99回「西成寄席」                 (令和2年11月27日)

◇と き   令和2年11月27日(金) 午後6時30分開演(5時45分開場)
◇ところ   西成区民センター ホール (大阪市西成区岸里1-1-50)          
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「色事根問い」  笑福亭呂翔
「牛ほめ」     桂 治門
「禍は下」     桂 春若
<仲入り>
「鬼あざみ」    桂 あさ吉
「民謡温泉 お笑い教室」桂 文福

第99回となる今回も前回に引きつづき区民センター・ホールでの開催となりました。新型コロナ感染症の第3波が到来する中、感染予防のためソーシャルディスタンスを確保する対策の一環です。
 前回、高座から見てイス席の左右間隔がかなり空いたまま縦に1列ずつ整然と並ぶ状態は大変やりにくかったとの演者さんの声に応え、今回はイスの横の並びを前後でずらし、相対的にはお客様がまんべんなく広がって見えるように席を配置してみました。前回よりお客様の数自体も多く、少しは演じやすくなったのではと思います。
 各演者さんの口演にも力が入り、朝吉師の講談風「鬼あざみ」が途中の切りで終わるころにはかなり押し気味の時刻、さらにトリの文福師匠もあの迫力ある美声で相撲甚句や民謡・演歌を交え大熱演、本来700人収容の大ホールを十分の一以下のお客様の笑い声で満たしていただき、刻限をかなり超えての終演となりました。
 文福師匠には、「ふ」から「と」になるのは将棋だけに・・のポスター・ビラのことなども聞かせていただきたかったところですが、今回も落語家協会の方針に沿って打ち上げはなし。早い終息が望まれます。>


◇第98回「西成寄席」                 (令和2年8月28日)

 ◇と き   令和2年8月28日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
◇ところ   西成区民センター ホール (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「初天神」     笑福亭智丸
「稽古屋」     桂 福
「鹿政談」     桂 春若
<仲入り>
「風邪うどん」   桂 阿か枝
「相部屋」(桂三枝・作)桂 三歩

<8月28日(金)に第98回の「西成寄席」を開催しました。本年2月、5月の公演が中止となり昨年11月以来9カ月ぶりの開催でした。会場を西成区民センター2階の会議室から1階の大ホールに替えて、換気や座席数、座席間隔の面を含めて新型コロナ感染症予防策を講じての再開です。
 座席数は定員700名の会場に70席。寄席としてどうにも雰囲気作りが難しいと考えていましたが、見栄えにおいては十分立派なホール寄席の感じになりました。音響も気になっていましたが、お囃子はよく響きかえって良い感じ。演者さんの声も最初は少し反響するのが気になりましたが、これもすぐに慣れてよく聴き取れました。
 ただし客席どおしの距離があいているうえ、半分の入り、マスクをかけての鑑賞でしたので、どうしても会場が沸き上がるほどの笑いの連鎖反応、大爆笑とまではならず、後方から眺めていると、お客様の肩が無言(実際は声が出ている)でクスクス上下しているように見えました。致し方ないことながら、世話人としてはやや不完全燃焼に終わった気がします。次回、まずは全席を埋めることに努めましょう。
 各口演自体は、皆さん2月から予定の演目を、満を持して熱演いただきました。トリの三歩師匠は当寄席初出演。トリが創作落語というのも初めてだったのではと思います。桂三枝(六代目文枝師匠)作の「相部屋」。お客様の肩の上下動が一番激しかった。
 後の打ち上げは、一部の世話人・協賛者だけで、細やかに粛々と。これも当寄席初のことでした。>

◇第95回「西成寄席」                 (令和元年11月29日)

 ◇と き   令和元年11月29日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
◇ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「看板の一」    月亭秀都
「幽霊の辻」    笑福亭生寿
「京の茶漬」    桂 春若
<仲入り>
「二人ぐせ」    笑福亭右喬
「火焔太鼓」    桂 南天

<今回も大勢のお客様にお越し頂きましたうえ、いつもより入場料割引のない一般のお客様が増え、運営の立場から大いに喜んでいます。

 これも、ラジオのパーソナリティとしても活躍され、サンケイホールでの独演会を満席にされる本日のトリ、桂南天師匠のお陰によるところが大きいと思いつつ、上方流にサービス精神たっぷりの「火焔太鼓」に聴き入りました。それまでずっと笑う気配のなかった前の席のサラリーマン風中年男性の肩が終始揺れていました。

 久しぶりに聴いた春若師匠の「京の茶漬」も美味しかった。師匠からは定評のあるこのネタに頼りたくないのであまり高座に掛けないようにしているとのこと。

 次の右喬師匠の「二人ぐせ」も笑福亭の味がよく出ていて面白かった。またマクラの実家話が傑作。お祖父さんの葬式に際し、運送業をしているお父さんが故人を自分の冷凍車で運ぶと言い張りひと騒動。師の実家話は、後の打ち上げでも次から次と繰り出され止むことを知らず盛り上げていただきました。

 打ち上げでは、高座で背筋が伸びている噺家は高齢になっても声がよく通っていたなど、いつもながらアマチュアにとって興味津々のお話が沢山にあり、更けるのを忘れて深夜に至りました。>


 

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