らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

西成寄席

◇「西成寄席」は第100回をもって終了しました 

◇と き   令和3年2月26日(金) 午後6時開演(5時30分開場)
◇ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇定 員  50名(先着順)
◇番 組   「つる」露の新幸/ 「秘伝書」笑福亭飛梅/ 「井戸の茶碗」桂 春若/ (仲入り)/ 「ちりとてちん」笑福亭遊喬/ 「猿後家」桂枝女太

<まだ新型コロナウィルス感染症・非常事態宣言の期間内ゆえに(3日後に解除されることが本日決定)、万全の対策を講じての開催となりました。座席数の上限についての市の方針がやや緩和され従来の3分の2を配することが可能になりましたので、以前同様に区民センターの2階会議室を会場とすることができました。大ホールを使わざるを得なかった前回・前々回と違い、演者にとってもお客様にとっても互いの熱気を感じられる寄席らしい雰囲気がもどりました。
 開演・終演の時刻を30分早め、演者さんには時間の厳守をお願いしましたことも効を奏したのか、各口演ともメリハリの効いた熱演となり、またお客様もグッと聴き込んでおられる様子がありありで、終演後、演者さんからはお客様の反応がよかったと、お客様からは久し振りに楽しかった、面白かったと、口々におっしゃっていただき、世話人としても嬉しい限りでした。
 当寄席は、今回で第100回を迎えました(うちコロナで2回中止)。年4回開催して25年。途中主催者など運営のあり方に変遷はありましたが、一貫して係わってまいりましたらくてん会一同として、支えて頂きました西成区役所、大阪市コミュニティ協会西成支部協議会、協賛団体・企業・個人の皆様、桂春若師匠はじめ出演落語家の皆様、そして何よりも大勢のご来場のお客様に心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 今回で当寄席は一区切りとなります。8年間続いた区役所事業(コミュニティ育成事業)としては今年度(令和2年度)限りで打ち切られることが決まっており、また当面区民センターが新型コロナウィルスのワクチン接種場所となることから、次年度以降については、現在全く不透明な状態です。>

 

 

◇第99回「西成寄席」                 (令和2年11月27日)

◇と き   令和2年11月27日(金) 午後6時30分開演(5時45分開場)
◇ところ   西成区民センター ホール (大阪市西成区岸里1-1-50)          
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「色事根問い」  笑福亭呂翔
「牛ほめ」     桂 治門
「禍は下」     桂 春若
<仲入り>
「鬼あざみ」    桂 あさ吉
「民謡温泉 お笑い教室」桂 文福

第99回となる今回も前回に引きつづき区民センター・ホールでの開催となりました。新型コロナ感染症の第3波が到来する中、感染予防のためソーシャルディスタンスを確保する対策の一環です。
 前回、高座から見てイス席の左右間隔がかなり空いたまま縦に1列ずつ整然と並ぶ状態は大変やりにくかったとの演者さんの声に応え、今回はイスの横の並びを前後でずらし、相対的にはお客様がまんべんなく広がって見えるように席を配置してみました。前回よりお客様の数自体も多く、少しは演じやすくなったのではと思います。
 各演者さんの口演にも力が入り、朝吉師の講談風「鬼あざみ」が途中の切りで終わるころにはかなり押し気味の時刻、さらにトリの文福師匠もあの迫力ある美声で相撲甚句や民謡・演歌を交え大熱演、本来700人収容の大ホールを十分の一以下のお客様の笑い声で満たしていただき、刻限をかなり超えての終演となりました。
 文福師匠には、「ふ」から「と」になるのは将棋だけに・・のポスター・ビラのことなども聞かせていただきたかったところですが、今回も落語家協会の方針に沿って打ち上げはなし。早い終息が望まれます。>


◇第98回「西成寄席」                 (令和2年8月28日)

 ◇と き   令和2年8月28日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
◇ところ   西成区民センター ホール (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「初天神」     笑福亭智丸
「稽古屋」     桂 福
「鹿政談」     桂 春若
<仲入り>
「風邪うどん」   桂 阿か枝
「相部屋」(桂三枝・作)桂 三歩

<8月28日(金)に第98回の「西成寄席」を開催しました。本年2月、5月の公演が中止となり昨年11月以来9カ月ぶりの開催でした。会場を西成区民センター2階の会議室から1階の大ホールに替えて、換気や座席数、座席間隔の面を含めて新型コロナ感染症予防策を講じての再開です。
 座席数は定員700名の会場に70席。寄席としてどうにも雰囲気作りが難しいと考えていましたが、見栄えにおいては十分立派なホール寄席の感じになりました。音響も気になっていましたが、お囃子はよく響きかえって良い感じ。演者さんの声も最初は少し反響するのが気になりましたが、これもすぐに慣れてよく聴き取れました。
 ただし客席どおしの距離があいているうえ、半分の入り、マスクをかけての鑑賞でしたので、どうしても会場が沸き上がるほどの笑いの連鎖反応、大爆笑とまではならず、後方から眺めていると、お客様の肩が無言(実際は声が出ている)でクスクス上下しているように見えました。致し方ないことながら、世話人としてはやや不完全燃焼に終わった気がします。次回、まずは全席を埋めることに努めましょう。
 各口演自体は、皆さん2月から予定の演目を、満を持して熱演いただきました。トリの三歩師匠は当寄席初出演。トリが創作落語というのも初めてだったのではと思います。桂三枝(六代目文枝師匠)作の「相部屋」。お客様の肩の上下動が一番激しかった。
 後の打ち上げは、一部の世話人・協賛者だけで、細やかに粛々と。これも当寄席初のことでした。>

◇第95回「西成寄席」                 (令和元年11月29日)

 ◇と き   令和元年11月29日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
◇ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「看板の一」    月亭秀都
「幽霊の辻」    笑福亭生寿
「京の茶漬」    桂 春若
<仲入り>
「二人ぐせ」    笑福亭右喬
「火焔太鼓」    桂 南天

<今回も大勢のお客様にお越し頂きましたうえ、いつもより入場料割引のない一般のお客様が増え、運営の立場から大いに喜んでいます。

 これも、ラジオのパーソナリティとしても活躍され、サンケイホールでの独演会を満席にされる本日のトリ、桂南天師匠のお陰によるところが大きいと思いつつ、上方流にサービス精神たっぷりの「火焔太鼓」に聴き入りました。それまでずっと笑う気配のなかった前の席のサラリーマン風中年男性の肩が終始揺れていました。

 久しぶりに聴いた春若師匠の「京の茶漬」も美味しかった。師匠からは定評のあるこのネタに頼りたくないのであまり高座に掛けないようにしているとのこと。

 次の右喬師匠の「二人ぐせ」も笑福亭の味がよく出ていて面白かった。またマクラの実家話が傑作。お祖父さんの葬式に際し、運送業をしているお父さんが故人を自分の冷凍車で運ぶと言い張りひと騒動。師の実家話は、後の打ち上げでも次から次と繰り出され止むことを知らず盛り上げていただきました。

 打ち上げでは、高座で背筋が伸びている噺家は高齢になっても声がよく通っていたなど、いつもながらアマチュアにとって興味津々のお話が沢山にあり、更けるのを忘れて深夜に至りました。>


 

◇第94回「西成寄席」                 (令和元年8月30日)

  •  と き   令和元年8月30日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室                 
  • 入場料
    1,300円
    (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「桃太郎」     桂 慶治朗
    「稲荷俥」     笑福亭呂好
    「植木屋」     桂 春若
    <仲入り>
    「野晒し」     桂 福矢
    「宿屋仇」     露の新治

    <あいにくの雨模様、とくに開演まで1時間ほどの間は雷まじりの猛烈な雨脚となり、お客様の入りはいつもの半分ほど。それでもお越しいただきましたお客様は本当にありがたく、出演落語家さんも口々に感謝のことばを述べておりました。
     なかでも目立ったお客様がお二人。一人はお祖母さんに連れてきてもらったとみえる小学校の高学年らしいお子さん。ふつうお子さんの来場は演者には歓迎されないところですが、この君は落語をしっかりと聴きここぞのポイントでよく笑ってくれる、むしろ演者を乗らせてくれる誠に上等のお客様でした。そしてもう一人も当寄席には珍しい妙齢の方。容姿端麗、服装も垢抜けして美しい、ちょっとそこにもここにも居るという様子ではない女性。よく笑われ、また時には身を乗り出すようにして聴き入り見入っておられる。ウ~ンただ者ではない。あとで福矢師に伺ったところでは、某テレビ局のアナウンサーさんとのこと。落語にも興味があられ勉強をかねてではというのが当方の勝手な推測です。
     このお二人をはじめお客様の反応の良さに励まされて、はじめは初出演の日がドシャ降りの雨と嘆いておられた新治師匠の「宿屋仇」は40分に及ぶ熱演となり、予定の時刻を大幅に超えての終演となりました。
     あとの打ち上げでは、東京でもよく演じられる新治師匠をまじえてのこと、東京の落語家さんのことが多く話題に上りました。東京には年間900回高座をつとめる落語家さんが相当数いるとのこと。上方では多い人でせいぜい年間300回。落語家の育ちようが違うとは、誠につらいお話です。>


◇第93回「西成寄席」                 (令和元年5月31日)

  •  と き   令和元年5月31日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)                  
  • 入場料
    1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「手水廻し」    桂 恩狸
    「そこつ長屋」  笑福亭喬若
    「三十石」     桂 春若
    <仲入り>
    「権兵衛狸」     露の吉次
    「夢の酒」     林家染二

<第1回から古典落語を基本とした番組編成を貫き、それでいて多彩な演者・演目が並ぶのが当寄席の特徴です。今回も、桂春若師匠の付き合いの広さが反映された構成となりました(因みに春若師匠は近年上方落語協会の番組編成委員長も務められます)。
 喬若師の「そこつ長屋」、吉次師の「権兵衛狸」、そしてトリの染二師匠の「夢の酒」。皆さん中身は上方風にめちゃ面白く、しかもオチなどはやはり江戸テイストで洒落ている、三粒で六度おいしい、いや染二師匠のは大粒だったので十粒相当で何度もおいしく、お客様も大満足の態の一夜でした。
 後の打ち上げでの話題の一つはやはり林家一門の大御所・染丸師匠のこと。ご著書も数々ありますが、音源CDや解説ばかりでなく三味線の文化譜まで付いた「上方落語・寄席囃子の世界」は我々素人連にとってもどれほどの福音であったことか。それと、吉次師とは、眼鏡をかけて古典落語を演じることの是非についても話が及びました。五郎兵衛師匠からは何度も注意されたとのことですが、お客さんが見えずに噺をするのはつらいとのこと。後で調べてみれば、眼鏡着用派の落語家さんんも少数ながら他にもいらっしゃいます。春若師匠もどっちでもえええとのこと。これも素人連にとって福音です。>

 

◇口上(第92回「西成寄席」)

お運びありがとうございます。

 カレーという食べ物は、カタカナのメニューですが、いまや日本人の食生活に不動の地位を確立した、まさに国民食と言ってよいと思います。

 長年にわたってハウス・バーモントカレーの普及に貢献した西城秀樹さんが、残念ながら昨年お亡くなりになりました。ヒデキ死すともカレーは死せず。ま、当たり前ですけど。バーモントカレーは永遠に不滅です、知らんけど。 

(個人的にはハウスよりSB、さらにメタル印度カレー派です)

 どんな「派」やねん!

 こういう時はほったらかしにせず、ぜひ突っ込んでください。

 4行戻りますが、「知らんけど」は大阪のおばちゃんが言うぶんには何ともないんですが、字にして読むとイラっとしますね。

 え~、ことし八七歳になる母親と話をしていると、こういうとっ散らかった感じの会話になります。話があっちへ行ったりこっちへ行ったり、関連はあるんですが微妙に話の主題がずれていくというか。普段の世間話でありながら予定調和していかない不思議な感覚です。この感じ。何か笑いにつながらんもんでしょうか?

 さて、カレーの話に戻りますが、大阪では「阪急カレー」とか「インデアンカレー」など従来型のカレーに加えて、スパイスカレーというのが大変人気です。

 わたしの勤め先の中津周辺は、いわゆる「激戦区」なんやそうですが、わたしは一度入って「おいしい!」と思ったらそこばっかり行くので、有名なお店がたくさんあるのに地下鉄近くの「まるせ」にしか入ったことがありません。

 昼は基本「チキン」「ポークキーマ」「グリーン」の3種類。「合いがけ」といって注文すれば複数の組み合わせもできます。

 夜は串焼きとかタンドリーチキンとか、いろいろなメニューが登場しますが、わたしは大抵「夜の定食」という何種類かのカレーの乗ったワンプレートと生ビールを注文します。

 こんなことを書いていると頭と口の中が「カレー」になって、このかつての日活ロマンポルノの題名のようなメニューを食べたくなってきます。           

 (山)

◇第92回「西成寄席」                 (平成31年2月22日)

  •  と き   平成30年2月22日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
  • 入場料           1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「犬の目」     桂 小梅
    「七度狐」     笑福亭松五
    「はてなの茶碗」 桂 春若
    <仲入り>
    「湯屋番」      桂 紅雀
    「三枚起請」   桂 花団治

    開演1時間前からお客様がお越しになり行列ができるのが通例になりました当寄席。今回も楽しみに並ばれる皆さんの姿にスタッフとしてまことに有難くやりがいを感じつつの開演となりました。
     演者も期待に応えて毎回熱演いただきますが、今回は中入り前にも松五師の「七度狐」や春若師匠の「はてなの茶碗」という比較的大きいネタが入り、全体としてたっぷり、終演が予定時刻を大幅に超える事態となりました。
     モタレでは紅雀師の体中から楽しさが発散される奔放な「湯屋番」、そしてトリには古典落語の面白さがまともにぶつかってくるような熱気の感じられる花団治師匠の「三枚起請」。いずれも「落語の神髄はギャグではない、情景描写や」という、春若師匠がよく打ち上げで口にされる言葉を地で行くものと感じました。>

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◇口上(第91回「西成寄席」)

 お運びありがとうございます。

 今年は、6月の大阪北部地震に始まり、7月豪雨、台風、北海道地震と、矢継ぎ早の天災つづきで、台風21号では私の住んでおります住之江区南港では大きな木が倒れたり自動車がひっくり返ったりしました。私の家の方はと申しますと、ベランダの仕切りのボードが3軒続きで飛んで行ってしまいまして、団地は立体の長屋であるということを発見いたしました。皆様のところは如何でしたでしょうか。

 さて、先日、天王寺駅のところにあるミオ・プラザ館という建物。60才以上の方なら「ステーションビル」と言った方がとおりがいいのではないでしょうか。
 そこの一階にある喫茶店に入ったときのことでございます。
 天王寺駅の改札口で人と待ち合わせをしておりまして、思わん早く着きましたので、少し蒸し暑い陽気でしたので、冷たいものでもと、時間つぶしを兼ねて入ることにいたしました。
 広いお店で、「お好きなお席にどうぞ」と声がかかります。
 入口に近い二人掛けの席にすわると、いかにも学生アルバイト風の男性が、紙のおしぼりと水の入ったコップをぎこちない手つきでテーブルに置き、「ええっと、ご注文はお決まりですか?」と聞かれたので、「アイスコーヒーをお願いします」と返事をすると、帰ってきた言葉は「おひとつですか?」というものでした。

 ( 「逆・時うどん=注」やがな・・・)

 「はい。アイスコーヒーをひとつ。お願いします」
 このときの違和感、不安感(ほんまに誰かよこに…居てる?)は、初めての経験でした。

(注)上方落語の「時うどん」。二人の男が屋台のうどん屋で一杯のうどんを食べる(悲話ではありません)。一方の男がうどん屋と応対をして一文ごまかしたのを見て、もう一方の男が翌日マネをして失敗するという話ですが、男が全て前日と同じようにやろうと思い、自分一人しかいないのに、昨日同様二人で店に居る態(てい)でやり取りし、屋台の亭主に気持ち悪がられます。江戸落語の「時そば」は、最初からお客は一人です。今思うと、喫茶店で「引っ張りなっ」をやれなかったのが悔やまれます。                                                       (山)

◇第91回「西成寄席」                 (平成30年11月30日)

  •  と き   平成30年11月30日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
  • 入場料           1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「狸さい」    月亭遊真
    「禁酒関所」   露の眞
    「抜け雀」    桂 春若
    <仲入り>
    「蔵丁稚」     桂 歌之助
    「笠碁」      笑福亭生喬

    <開場30分前から受付前に行列ができるのが恒例になった当寄席。今回も大勢のお客様にお越しいただきました。
      いつものごとく軽妙洒脱な春若師匠の「抜け雀」のあとは、歌之助師匠の「蔵丁稚」と生喬師匠の「笠碁」が、いずれも熱演でかつ絶妙なとりあわせで並びました。歌之助師のは、終始にこやかな、口からばかりでなく身振り手振りからも蔵の中で独り芝居する丁稚の楽しさが強い放射線となって観る側にストレートに映るよう。片や生喬師のは、重低音が迫力満点でしかも繊細な高音まで綺麗に出る高品質大型スピーカーのよう。喧嘩別れして再戦を望む囲碁好きどおしの揺れ動く心理が上方らしい雨降りでも賑やかな雰囲気の中で表現されていました。
      後の打ち上げも、盛り上がって定刻を大きく過ぎた、晩秋のまことに熱い一夜となりました。>