- と き 平成30年11月30日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
- ところ 西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
- 入場料 1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
- 番 組
「狸さい」 月亭遊真
「禁酒関所」 露の眞
「抜け雀」 桂 春若
<仲入り>
「蔵丁稚」 桂 歌之助
「笠碁」 笑福亭生喬
<開場30分前から受付前に行列ができるのが恒例になった当寄席。今回も大勢のお客様にお越しいただきました。
いつものごとく軽妙洒脱な春若師匠の「抜け雀」のあとは、歌之助師匠の「蔵丁稚」と生喬師匠の「笠碁」が、いずれも熱演でかつ絶妙なとりあわせで並びました。歌之助師のは、終始にこやかな、口からばかりでなく身振り手振りからも蔵の中で独り芝居する丁稚の楽しさが強い放射線となって観る側にストレートに映るよう。片や生喬師のは、重低音が迫力満点でしかも繊細な高音まで綺麗に出る高品質大型スピーカーのよう。喧嘩別れして再戦を望む囲碁好きどおしの揺れ動く心理が上方らしい雨降りでも賑やかな雰囲気の中で表現されていました。
後の打ち上げも、盛り上がって定刻を大きく過ぎた、晩秋のまことに熱い一夜となりました。>
◇第91回「西成寄席」 (平成30年11月30日)
« ◇第10回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」 (平成30年11月25日) ◇第32回「町家寄席」 (平成30年12月2日) »