らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

◇第95回「西成寄席」                 (令和元年11月29日)

◇第95回「西成寄席」                 (令和元年11月29日)

 ◇と き   令和元年11月29日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
◇ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
◇入場料          1,300円
                       (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
◇番 組
「看板の一」    月亭秀都
「幽霊の辻」    笑福亭生寿
「京の茶漬」    桂 春若
<仲入り>
「二人ぐせ」    笑福亭右喬
「火焔太鼓」    桂 南天

<今回も大勢のお客様にお越し頂きましたうえ、いつもより入場料割引のない一般のお客様が増え、運営の立場から大いに喜んでいます。

 これも、ラジオのパーソナリティとしても活躍され、サンケイホールでの独演会を満席にされる本日のトリ、桂南天師匠のお陰によるところが大きいと思いつつ、上方流にサービス精神たっぷりの「火焔太鼓」に聴き入りました。それまでずっと笑う気配のなかった前の席のサラリーマン風中年男性の肩が終始揺れていました。

 久しぶりに聴いた春若師匠の「京の茶漬」も美味しかった。師匠からは定評のあるこのネタに頼りたくないのであまり高座に掛けないようにしているとのこと。

 次の右喬師匠の「二人ぐせ」も笑福亭の味がよく出ていて面白かった。またマクラの実家話が傑作。お祖父さんの葬式に際し、運送業をしているお父さんが故人を自分の冷凍車で運ぶと言い張りひと騒動。師の実家話は、後の打ち上げでも次から次と繰り出され止むことを知らず盛り上げていただきました。

 打ち上げでは、高座で背筋が伸びている噺家は高齢になっても声がよく通っていたなど、いつもながらアマチュアにとって興味津々のお話が沢山にあり、更けるのを忘れて深夜に至りました。>


 

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