らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

◇第63回「らくてん寄席」                (令和2年11月7日)

◇第63回「らくてん寄席」                (令和2年11月7日)

◇日 時  令和2年11月7日(土) 午後1時30分開演 
◇場 所  西成区老人福祉センター 1階大広間
◇入場料  無料

◇番 組
一山亭南坊「酒の粕」/ 猪名川亭あん光「紙入れ」/ 隣乃玄関「近日息子」/
(仲入り)/ 唐亭一寸風「時うどん」/ らくてん亭水車「仔猫」
(三味線)猪名川亭青波
今回も新型コロナ感染症対策として、入場者数制限、事前予約制による開催となりました。従前座席数の約半分の予約を受け付け、当日欠席があった一方予約失念の方若干名を受け入れ、ほぼ予定通りの数のお客様となりました。
他の諸室も利用者が制限されていて、いつもは大勢の利用者でにぎやかな当センターがガランとして淋しく、職員の皆様のご努力でこうして落語会を開催できる有難さを一層噛み締めつつ、出演者全員が熱演しました。
会場には、設営前、舞台と客席を仕切る大きなビニール・カーテンが掛かっていましたが、新調されたばかりで縦横に折り目がつき、また透明度などにおいてもやや難があるため、折角ながらこれを外し、前回同様、高座にアクリル板のパーテーションを置くことにしました。窓から差し込む日の光の具合が違ったためか、前回と異なり、演者の側に自分の姿が少し映り込んで、気になる人は気になる課題が残りました。
水車は、今回「仔猫」という30分を超える大ネタのネタおろしでしたが、足はしびれつつ何とか大きな失敗はなくやり切れてホッとした様子。終盤、おナベの長語りを、青波さんの三味線「四つの袖」で盛り上げていただき、また気になっておナベの事情、番頭の反応を少し変えて演じました。加えてオチの言葉「かぶる」について2つの意味(染左師匠より教授)に想いがいくようマクラで少し粉を振りかけておいたのも効を奏したと思われます。オチを言った直後、お客様からオーという声が上がり、水車は大喜び。>

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