- と き 令和5年7月22日(土) 午後2時開演
- ところ 西区老人福祉センター
- 入場料 無料
- 番 組 唐亭一寸風「天災」/ 五月家安庵「手水廻し」/ らくてん亭水車「次の御用日」/ (仲入り)/ 華っ柱(柱牛蝶・華乃ひかる)「懐かしの昭和漫才」/ 一山亭南坊「看板の一」
<三味線>猪名川亭青波
<新型コロナウイルス感染症のまん延防等重点措置が解除される2日前、今回も事前予約制でお客様数を通常の2分の1、25人に限定し、高座にはアクリル板を設置して開催しました。
ゲストは天満家ひろ菜さんと池田家真砂さん。ひろ菜さんは、ご病気療養を経て2年ぶりに当会落語会に出ていただきました。完全復調。お客様を掴むのも変わらずお達者です。真砂さんは当会初出演。落語も昨年の社会人落語日本一決定戦でファイナリストになる実力ですが、今回はどじょうすくい踊りで出ていただきました。他の出演者を従え日向ひょっとこ踊りで登場、ユーモラスなおしゃべりの後、さすが師範級のどじょうすくい踊りで会場は沸き返りました。>
<今回は久し振りに事前予約なしの入場としましたが、お陰様で前回を相当上回る数のお客様にお越しいただきました。
お客様の反応も良く、この点でも前回とは大きく違っていたのが有難く、コロナ禍がこのまま収束することを願わずにはおられません。一番手の南坊さんが「化け物使い」を初演。これは申告時間の倍かかり、他の演者も力が入り、終演時刻が予定より大幅に遅れることになりました。しかし、途中で帰られるお客様は一人もなく感謝、感謝です。
集合写真にあるように、水車は口演中に、龍の絵の入った手拭いとサゲで河童に見立て頭に載せる皿を、噺の小道具として用いました。邪道ではありましょうが、お客様から「オー」という歓声が上がったのは多少の効果があった証かと、当人は自負しています。>
◇と き 令和3 年7月18日(日) 午後2時開演 (午後1時30分開場)
◇ところ 山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)
詳細はてんのじ村寄席ホームページへ(http://tennojimura-yose.rakutopia.jp)
◇入場料 無料
◇番 組 唐亭一寸風「青菜」/ 五月家安庵「手水廻し」/ らくてん亭水車「こてこて劇場・男の花道」(桂三枝・作)/ (仲入)/ 猪名川亭青波「三味線漫談」/ 一山亭南坊「千両みかん」
<定例の「らくてん寄席」の会場=西成区老人福祉センターがコロナワクチンの接種会場となっているため、代わりに山王福祉会館で臨時開催しました。
らくてん会としては、本年2月の「らくてん西寄席」以来ひさしぶりの落語会です。コロナ禍が始まって以来、当会の落語会は実施できてもすべて登録者のみに案内し事前予約制をとっているため、ホームページでの事前告知もいたしませんでした。
今回から、五月家安庵さんが当会のレギュラー・メンバーになりました。安庵さんに加え、ゲストの猪名川亭青波さん、三味線の猪名川亭あん光さん、それに水車も池田の落語みゅーじあむ受講生という、池田色いっぱいの回となりました。>
<第62回の「らくてん寄席」。昨年7月に前回を開催して後、10月が台風の影響で、本年3月が新型コロナ感染症拡大のため中止となり、1年ぶりの開催です。
他の落語会と同様、事前予約制となり、座席を半分以上減らして間隔をとり、扉・窓を開けて常時換気。また当寄席では、高座と客席の間の距離を十分にとったうえ、施設側の要請を受け演者の前に透明のアクリル製パーテーションを立てました。透明マスクでも可とされていたので別の機会に試してみましたが、5分で口の前面が曇り出し、その後顔との接触部分がベトベトしてきて暑くてたまらず、7~8分が限界でした。2~3人のお客様に伺ったところでも、さして違和感なく鑑賞できたとのことですので、8月の西区老人福祉センターでの口演にもこのパーテーションを使います。
レギュラー1名欠場のため、六斎亭空念仏くんと柱祭蝶さんに特別出演いただきました。また三味線は今やセミ・レギュラーといえる猪名川亭青波さんにお願いしました。高校2年生の空念仏君は5カ月ぶりの高座とのこと。満を持しての「天狗裁き」を元気よく演じました。トリの祭蝶さんは、いつも感じることながら、本当にまともに演じてまともに面白い正統派。本日の「遊山船」は、青波さんの唄付きのハメモノも効を奏し、まことに三密がうらやましい場面の数々で楽しみました。
憎っくきコロナの再拡大が報じられるなか、秋にも当寄席が開催できることを祈るのみです。>
・と き 令和元年12月15日(日) 午後2時開演
・ところ 大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)
・入場料 館への入場に観覧料600円が必要です(大阪市内在住の65歳以上無料)
・番 組 一山亭南坊「鉄砲勇助」/ らくてん亭水車「代書屋」/ 四笑亭〇丸「動物園」/ 柱祭蝶「仔猫」 (鳴り物:らくてん亭さくら)
<今回も奥庭の椅子席は満席ながら、お客様は、演者の声を離れたところからスピーカーを通じて聴いていただいているテレビ鑑賞的状態。時々横からインバウンドのお客様がちょっと覗いて行かれるのも本席の特徴です。演者にとって、奥のお客様の反応が捉えにくく、どうしても前のお客様が頼りのところ、何人かよく反応いただける方がおられて助かりました。今後奥庭のお客様との関係で何か工夫はできないものかとも思います。
番組は、一番手の南坊、三番手の〇丸が気を使い短め軽快にされたおかげで、水車、祭蝶は伸び伸びとやらせていただき、特に本席初演、祭蝶の「仔猫」は、さくらの三味線ハメモノも効を奏して、らくてん会版「町家寄席」をグッと盛り立てました。
前の席で最後まで熱心に聴いていただいたお客様が帰り際に「社会人の(町家寄席)は初めて聴いた」とつぶかかれた、そのお顔が笑っていたのが印象に残りました。>