らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

西成寄席

◇第84回「西成寄席」                  (平成29年2月24日)

第84回

  •  と き   平成29年2月24日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室        
  • 入場料
    1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番組
    「桃太郎」      月亭天使
    「代脈」         桂 鯛蔵
    「井戸の茶碗」  桂春若
    (仲入り)
    「ふぐ鍋」       林家染左
    「親子茶屋」     桂 文也 

    今回は、初登場の桂文也師匠が故・5代目文枝師匠直伝の「親子茶屋」を、当寄席としては第21回以来15年ぶりに掛けていただきました。以前のは桂米輔師匠による故・米朝師匠直伝のもの。こうした上方の情緒・雰囲気たっぷりのお噺が、「はめもの」の妙を含めて、ぜひ次の世代にきっちりと受け継がれていかれるようにと切に願います。第21回に染丸師匠の内弟子修行を終えてすぐのころ一番手で出られた林家染左師匠が今回四番手で登場。期待の星のお一人と思います。
     後の打ち上げには染左師匠から落語を習っているアマチュアが3人いて、皆はじめは先生を前にやや緊張の面持ち。春若師匠や文也師匠の歯に衣を着せない興味津々のぶっちゃけ話にすぐに盛り上がり、落語も打ち上げもやっぱり一期一会、その場その時限りのライブがええです。>

◇口上(第83回「西成寄席」)

お運びありがとうございます。

  二ヶ月ほど前に、わたくしのガラケー(ガラパゴス携帯)がスマホ(スマートフォン)に替わりまして、いまだにイライラと画面を強打する日々を過ごしております。

 もともと、娘は早々にスマホに乗り換え、私と妻が古い携帯電話でした。契約会社はいずれも「au」だったのですが、他に家のパソコンと電話は「NTT」、一緒に料金を引き落としている妻の父親のiパッドが「ソフトバンク」という、いわば多国籍軍のような状況であったところが、妻がどこかで「まとめたら安い」という情報を入手し、以来統一軍で戦線を開くべく準備を始め、9月に我が家と義父の契約会社一本化を宣言しました。

 9月中旬の休日に「auショップ」に連れて行かれ、妻は娘と同じ機種を購入、わたくしは割引率の大きい機種があてがわれました。
 翌日、メールをしようと操作していると、前の携帯からコピーして貰った、いわゆる「電話帳」のデータが消えてしまいました。もちろん、何故そうなったかは分かりません。仕方がないので、再び古い携帯電話を持ってショップに行くと、「全部消えてしまう事ってあまり無いんですけどねえ」「しょっちゅう消えられてたまるか・・・」という言葉を飲み込んで帰りましたが、しばらくはメールをするのがためらわれました。

    わたしは、携帯電話では「通話」「メール」しかしておらず、「ライン」などは不要のものと思っておりましたが、同年代の同僚でわたしより一年以上早くスマホデビューした奴が「任せろ」というので任すと、「電話帳」に載っているひと全員に「ラインやろうゼ」という通知を一斉送信したようで、「スタンプ」というんですか、マンガのような絵が、以前仕事でもめて大ゲンカをして数年来絶縁していた人から送られてきて、ちょっと複雑な心境になったりしました。

〝 メルアドの 変更から変更まで 便りなし 〟           ( 山 )

◇第83回「西成寄席」                 (平成28年11月25日)

 

  • と き   平成28年11月25日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)
  • 入場料  1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番組
    「時うどん」      桂弥太郎
    「そこつ使者」   桂 そうば
    「有馬小便」    桂春若
    (仲入り)
    「お玉牛」      桂福矢
    「代書」        桂南天

    <期せずしてとのこと-今回は2番手の「そこつ使者」≒「月並丁稚」から「有馬小便」「お玉牛」「代書」と故・3代目桂春団治師匠に関係のあるネタが並びました。3代目の十八番は18もなかった(春若師匠のまくら)そうですが、後の打ち上げで伺ったところでは、実はその厳選された演目のそれぞれにその日のお客さんに合わせる5つの演じ方があったとのこと。ああなるほど、それで同じネタを何回聞いても面白く、いつも会場を沸かすことができたのだと納得がいきました。トリの南天師匠によれば、3代目によるおさまった風な代書屋の十分に間を取った反応はとても真似ができないとのこと。南天師匠が一部取り入れた故・桂枝雀師匠の代書屋―「生年月日を言うてください」「はい、せいねんがっぴ!」のくだりの誕生秘話も、切っ掛けとなった春団治・枝雀両師匠の会話に居合わせた春若師匠から伺いました。落語好きの素人にとってはまことに興味津々の一夜でした。
        なお今回は、朝日新聞の連載記事「まち寄席巡り」(10月20日朝刊およびデジタル版)に紹介・告知いただいたおかげでしょう、久し振りに椅子を急ぎ追加して対応する大盛況となりました。>

◇口上(第80~82回「西成寄席」)

◇口上(第82回)

お運びありがとうございます。

病気における「三大激痛」というのをご存知でしょうか。「三大」といいながら諸説あるんですが、ほとんどが「群発頭痛」「結石」「心筋梗塞」「痛風」「腎炎」の組み合わせです。      ※「陣痛」を含む説もある。

忘れもしない五月二十四日(火)、わたくし生まれて初めて「尿管結石」を発症しました。男性では十人に一人、女性は二十五人に一人、生涯に一度は罹患するそうで、ご経験ある方はお分かりでしょうが、かなり痛いです。

それは夕方四時に、左わき腹から腰にかけての鈍い痛みから始まりました。豊富な腰痛経験から、少しでも楽な姿勢を求めて、仕事中ではありましたが立ったり座ったり、曲げたり伸ばしたりを繰り返しましたが、まったく効果がありません。やがて痛みは強さを増しながら腹部へと広がっていきます。

仕事中のことですので周りに職員はいるのですが、じつはこの職場に来て実質十日ほどしか経っておらず、周囲の職員も「この人は四時になったら立ち上がって体をひねる人かもしれない」という疑念を払しょくできず、声を掛けることをためらっている様子です。

更に痛みは強くなり、呼吸は浅く、額に脂汗がにじむようになり、自分で救急車を呼びました。救急搬送された済生会中津病院で、CT検査により左尿管上部に10ミリ程度の結石が発見されました。

原因が特定されましたので、痛み止めの座薬を挿入して貰って30分。「薄紙がはがれる」ように痛みが引いていく快感を味わいながらベッドに横たわっておりました。

結石といえば30年位前に「胆石」を経験、手術しており、結石界の双璧、例えるならばアイガーとマッターホルンの北壁を制覇したといったところでしょうか。

この一カ月半後、石は「体外衝撃波尿管結石破砕術」の施行を経て、体外に排出されるのですが、その顛末はいずれ。                                   ( 山 )

◇口上(第81回)

お運びありがとうございます。

アボカドという、イメージとしては果物と野菜の中間のやや野菜よりに位置する食べ物をご存知でしょうか。わたくし長い間「アボガド」と思っていたのですが、「アボド」が正しいのだそうですね。

最近、我が家ではこのアボカドの種を使ったダイエット茶が飲まれております。例によってテレビ番組で取り上げられていたのを見て、妻と娘が導入を決定したのです。

アボカドを買ってきて種(果実1コに種1コ、ピンポン球を一回り小さくしたくらいの大きさ)を取り出し、厚さ2~3ミリに切って(包丁で簡単に切れます)、これを種1コにつき800CCくらいの水から煮出すこと40分、水が約半分の量に煮詰まり、ピンク茶色というややこしい色になれば出来上がりです。これを通常の食事の際にお茶代わりに飲むと、1~2週間で2キロやせるというのです。

味はゴボウっぽい(土臭い?)感じで、私の口には合いませんでしたので一度でやめました。妻と娘は強固な目的意識のためか「飲める」と言っています。

アボカドは若いものは表面が緑色で、熟すにしたがって黒くなります。全体がほぼ黒に近くなったくらいが食べごろなのですが、ダイエット茶にはその果肉ではなく種しか使いません。余った果肉(おかしいでしょ!)は3人で食べます。

 始めて1ヶ月。外から見ても解りませんが、妻と娘は「一定の効果」を主張します。しかし、訊(き)いても彼女は自らのウエイトは公表しません。わたしは、少なくとも家族3人の総重量は微増ではないかと疑っています。                                       ( 山 )

◇口上(第80回)

お運びありがとうございます。

おかげさまで「西成寄席」が第八十回を迎えました。平成八年にスタートし、年四回開催して丸二十年。これまで支えていただきました多くの皆さま、貴重なご芳志を賜りました各種団体・企業・個人の皆さま、ご手配いただいております桂春若師匠をはじめご出演の落語家の方々、そして何よりもご来場いただきましたお客さまに、厚くお礼を申し上げます。

始まりました当時、第一回をご覧いただいた落語作家の小佐田定雄さんから「血の通った文化事業」「今から西成区へ転居しようかしら」と期待の言葉をいただいた(産経新聞記事)ことが懐かしく思い出されます。

以来、区民・市民の皆さま方にかわいがっていただき、あっという間に二十年が経ちました。初回の頃に生まれた人は二十歳。二十歳だった方は四十、四十だった方は六十.六十・・・きりがございませんが、本当にありがたいことだと思っております。

この間には「繁昌亭」が開席。西成区でも「動楽亭」などプロの定席ができ、アマチュアの落語活動も盛んになってきています。また、平成二十五年からは六代目・桂文枝師匠が「西成区PR大使」に就任されるなど、西成区は上方落語とたいへん縁の深い土地柄です。そこで、今回は西成区政九十周年、さらに区民センター開設三十周年記念も合わせて「西成寄席スペシャル~鶴光さんがやって来る!」を、いつもの会議室ではなく区民センター大ホールで開催する運びとなりました。

これを機に、より多くの皆さまに上方落語を楽しんでいただけるよう、そして西成区が「落語のまち」としてさらにアピールできるよう、当「西成寄席」もひきつづき第九十回、第百回に向けて頑張ってまいります。

皆さまの変わらぬご支援とご贔屓を乞い願い上げ奉ります。

 

◇第82回「西成寄席」                  (平成28年8月26日)

  •  と き   平成28年8月27日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)               
  • 入場料
    1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番組
    「寿限無」    笑福亭智丸
    「青菜」     笑福亭喬若
    「はてなの茶碗」 桂春若
    <中入り>
    「さよなら動物園」(桂三枝作)露の吉次
    「南京屋政談」  桂福團治
     

    <今回は、新聞の地方面に連載されている地域寄席紹介記事の担当記者さんから取材があり、改めて寄席の運営について考える機会になりました。まず細かなことでは、高座設営の折に記者さんのご指摘で見つけて追い出したはずのハエが喬若師の折に再び登場し、ちょっと演技をさわりに来たこと。大きなことでは、寄席の発足から20年を過ぎ、そういえばスタッフもかなり高齢化してきたなあ、第100回は何とか乗り切るとして、次の100回に向けてはこのままではもちまへんなあといったこと。などなど・・・。番組の方は、絶妙の間で笑わせたり泣かせたり、これぞ話芸といえる福團治師匠の「南京屋政談」に至るまで、いつも変わらずの上手い構成・バランスで、春若師匠に感謝!>

◇第81回「西成寄席」                 (平成28年5月27日)

  •  と き   平成28年5月27日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)               
  • 入場料
    1,300円
    (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番組
    「うなきや」       露の眞
    「明石飛脚」      笑福亭鉄瓶
    「のめる(二人癖)」  桂春若
    中入り
    「ひらのかげ」     笑福亭右喬
    「宿屋仇」        桂米左

    <前回に第80回・丸20年を記念する「西成寄席スペシャル」を開催しての1回目、初心に帰って…の思いです。第1回のトリで5代目故・桂文枝師匠が演じられた「宿屋仇」を、その折には1番手であった桂米左師匠がトリで演じられました。初回のころ、今回1番手の露の眞さんは小学生。番組構成をご手配いただきつつ、初回から1回も欠かさず出演いただいている桂春若師匠に今更ながら感服しています。>H28.5.27西成寄席第81回-2

◇第80回「西成寄席」                    (平成28年2月20日)

第80回記念

  •  と き   平成28年2月20日(土) 午後2時開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 1階 ホール (大阪市西成区岸里1-1-50)                   
  • 前売り    800円(80回特別料金)(西成区民センターにて販売中)
    当日券 1,000円
    (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は当日も800円)
  • 番 組  
    笑福亭呂好  「みかん屋」
    桂 坊枝    「天王寺詣り」
    桂 春若    「十三石」
    仲入り
    桂 吉坊    「ふぐ鍋」~踊り「せつほんかいな」
    笑福亭鶴光  「試し酒」

    <あいにくの雨天にかかわらず、予想を上回る500名弱、400数十名のお客様にお越しいただきました。当日券だけでも普段の会議室での入場者数を大幅に上回る盛況となりました。演目は、いつもとは違うお客様が来られることを見越して、当日のお客様を見てから決める方式。これが幸いして、坊枝師のご都合で急きょ出演順を変更するハプニングもなんのその、最初からまことにスムーズに盛り上がり、吉坊師の珍しい「せつほんかいな」の踊りまで加わって、つかみの天才(春若師匠曰く)、東京が離さない鶴光師匠のサービスたっぷりの現代版「試し酒」でついにホール全体が沸点に達しました。。鶴光師匠は残念ながらそのまま東京へ帰られましたが、後の打ち上げも大いに盛り上がり、引き続き第90回、100回に向けて力の湧く、記念の一日となりました。>
      【西成寄席】80回記念チラシ-2    img047-2

◇口上(第79回「西成寄席」)

お運びありがとうございます。

今年は秋が例年より暖かかったせいか、また大阪は選挙があったりして、「年瀬の気配」というものを感じないまま、ここまで来てしまった気がいたします。

年々季節感がなくなってきているように思いますが、クリスマスやバレンタインデーに関わりがなくなってきたことや、近年のハロウィンになじみがないなどの私の個人的な事情によるものかもしれません。

そんな中、あいかわらずこの時期に私のまわりによく現れるのが「宝くじが当たったら仕事をやめる」という人たちです。みなさんの周辺には居られませんか?

ちなみに、今年の年末ジャンボ宝くじの賞金は1等が7億円(昨年は5億円)、前後賞が1・5億円(同1億円)。つまり、1等と前後賞をあわせて10億円ということです。「10円置く」とちがいますよ。(すみません。春若師匠のギャグをパクリました)

何か、仕事にご不満があるんでしょうか。でも、それほど深刻ではないのでしょうね。「宝くじが当たったら・・・」という条件付きで「辞める」と言っているんですから。

しかし、これ、逆に言うと「宝くじが当たらなかったら辞めない」と言っているのと同じですので、心配してまじめに職場のことなんか聴いていると「いや、うちの職場も悪いところばかりじゃないんです・・・」とか言い出しますのでね。うっかり相手をしていると「あほらし」ということにもなりかねません。

だいたいお金の心配がなくなったら、仕事に行かないというのが、勤め人の私にはわかりません。仕事に出なければ、配偶者と過ごす時間が増えるだけではないでしょうか。

あっ、いえ、それほど深刻ではないのです。いいところもいっぱい・・・・・。

                               ( 山 )

◇第79回「西成寄席」                  (平成27年11月27日)

  • と き   平成27年11月27日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階  (大阪市西成区岸里1-1-50)                    
  • 入場料  1,300円 (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組   
    「動物園」     桂 あおば
    「千早振る」   桂 二乗
    「兵庫舟」     桂 春若   
    仲入り
    「しらみ茶屋」  笑福亭 生喬
    「井戸の茶碗」  桂 梅団治
    2~3日前から急に寒くなりましたにもかかわらず、大勢の熱心なお客様にお越しいただきました。会場後方から観るとお顔が故・四代目桂文枝師匠とそっくりな生喬師匠のなんともおかしく軽妙洒脱な虱カイカイ手踊り「しらみ茶屋」。そしてまったく好対照、侍が二人も出てくる江戸流の人情話を不自然でない上方落語に仕立て上げ、お客様を引き付け笑わせ唸らせました梅男治師匠の「井戸の茶碗」など。今夜も「あー落語てえーなあ」と思いつつ打ち上げへ…>

◇口上(第78回「西成寄席」)

 お運びありがとうございます。

    唐突ですが、あたまにデキモノができまして。

 あたまの内(なか)ならこれは脳外科の領分で、ちょっと大層なことになるんですが、わたしの場合は外側つまり頭皮上のことで、これは皮膚科の縄張りで深刻さの度合いがグッと下がるのでございます。とはいえ、散髪屋に行きますと櫛にひっかかったり、時折ぼんやりとした痒みも感じます。そこで、西成区の玉出にある評判の良い皮膚科に行きました。このお医者さんがさすがに混んでおりまして、待合室で立っている人がいるくらいです。一時間待ちなどはザラで、慣れた方なんかは受付で看護師さんに声をかけてから、どこかへ用足しに行かれるくらいです。

 やっと順番が来まして、診察室のいすに座らされて少し待っていると、先生が登場して、ルーぺというんですか拡大鏡で見ること2秒。

 「イボや、コオラソ!」

 「コオラソ」という器具が出てくるのかと思っておりましたら、これが「凍らそう」でして、何でも液体窒素(チッソ)を染み込ませた綿棒をイボの表面に押し付け細胞を破壊し、かさぶた状にして取ってしまおうという割と強引な治療法でして、正式には「液体窒素療法」という身もふたもない名前です。

 要するに皮膚のうえにできたイボを「低温やけど」させ、凍傷によって組織を破壊されたイボを少しずつはがしていこうというわけです。

 何やら恐ろしげな治療法ですが、実際にやってみると「やけど」とはいえ、それほど強い痛みはなく、むしろ蚊に喰われて膨らんでいる所に十文字に爪を立てるような、そんな心地よさがあり、わたし嫌いじゃありません。

 先生が「しばらくかかるよ」とおっしゃるので、近所に良い喫茶店をさがそうと思っています。

                               ( 山 )