平成26年10月18日、土曜日、台風一過の清々しい秋の夕暮れに、義太夫版「三番叟」の賑やかな囃子に迎えられて乗船。まずは林家染左師匠の落語「豊竹屋」で愉快な義太夫オタクを楽しんだあと、 津田和明氏に大阪が産み育てた世界の宝・文楽の過去・現在・未来について縦横無尽に語っていただきました。 国立文楽劇場を所管する独立行政法人の元理事長としてのご体験をもとにした、文楽の現状へのユーモアを交えた愛情いっぱいの批評や励まし、提言に、参加者の皆さんの文楽をこの大阪で盛り立てたい思いはさらに高まったものと拝察しました。乾杯の後しばらくして始まったグループごとのアピールもだんだんと宴会風に盛り上がり、さらにクイズ、謎かけ、合唱と続いて、最後は大阪締めでお開き。 秋の夜長が短く感じる2時間半でした。
〇テーマ 文楽-大阪が支える世界の無形文化遺産
〇日時 平成26年10月18日(土曜日)
集合(八軒屋浜船着場)午後5時 出航・午後5時30分 帰航(八軒屋浜船着場)・午後8時15分
〇内容
<おはなし>
講演 「文楽-大阪が支える世界の無形文化遺産」 津田和明 氏
落語 「豊竹屋」 林家染左 師
<お食事とご歓談そして大川の美し夜景>
〇参加料 10,000円 (大阪屋形船乗船料、飲み放題・飲食費、税サービス料込)
◇主催:NPO法人伝統文化みおつくし倶楽部(http://www.miotsukushi.npo-jp.net/)
・ 共催:大阪らくとぴあ倶楽部準備室(http://rakutopia.jp)