らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

活動全体

◇第31回「町家寄席」                  (平成30年5月4日)

出演第31回

・と き   平成30年5月4日(金・祝) 午後2時開演

・ところ     大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)

・入場料  館への入場に観覧料600円が必要です(65歳以上無料)

・番 組  らくてん亭水車「饅頭こわい」/ 天満家哲ちり「寄合酒」/
隣乃玄関「ハードラック」(笑福亭仁智・作)/ 五月家ちろり「堪忍袋」

<初めてゴールデンウィークの真っ只中にやらせていただきました。館は入り口で入場制限されている誠に大繁盛の中の開催で、寄席の会場も大入り満員。今回はまた、前日が旭堂南左衛門・南青・南舟師らの講談、翌日が笑福亭学光師匠の落語と、プロの番組に挟まれての、この点でも初めての会となりました。
 会場はいつもどおり、前の座敷は比較的若い方、後ろの庭の椅子席は高齢の方が多くなりましたが、いずれのお客様の反応も良く、皆気持ちよく演じさせていただきました。トリのチロリさんは、堪忍袋をぱんぱんにして、本当にすっきりした様子の、観る方も気持ちよくなるさすがの演技。お客様もニコニコ満足顔でお帰り頂きました。有難い一日でした。>
  
  
  

 

◇第57回「らくてん寄席」                (平成30年3月24日)

◇日 時  平成30年3月24日(土) 午後1時30分開演 (午後1時開場)
◇場 所  西成区老人福祉センター 1階大広間
          大阪市西成区梅南1-4-27(地下鉄「花園町」駅西へ200m)
            ☎06-6654-2951
◇入場料  無料
◇番 組  唐亭一寸風「上燗屋」/ 天満家哲ちり「元犬」/ らくてん亭水車「饅頭こわい」/
一山亭南坊「持参金」/ ビリー尾崎「ベース漫談」/ 五月家安庵「黄金の大黒」

<お天気にも恵まれ、いつもよりさらに大勢のお客様にお越しいただきました。
 本日の注目の的は、何と言ってもビリー尾崎さんの「ベース漫談」。普段はプロのベーシストとして活躍中の尾崎さんが、当寄席はもとより、ご自身にとっても初めての漫談を披露されました。ベース奏者ゆえに一般の方からよく訊ねられる質問をネタに、時々ベースを弾きながらの愉快なおしゃべり。よろしくないベースの弾き方というのも、私らにはやはり上手く聞こえ、ベースの重低音と軽妙なお話しのこの取り合わせが誠に面白かった。
 トリは、池田の落語ミュージアムでの水車のお仲間、五月家安庵さん。いつもどおりギャグ満載のマクラで盛り上げ、途中褌が外れる下ネタでちょっと躓いたのも何のその、いつもより一席多い本日の会を大いに沸かせて締めくくっていただきました。>
         

 

◇第88回「西成寄席」                   (平成30年2月23日)

  •  と き   平成30年2月23日(金) 午後6時30分開演 (45分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室                
  • 入場料
    1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「金明竹」    露の新幸

    「写真の仇討」 桂 二葉
    「始末の極意」 桂 春若
    中入り
    「権助提灯」  桂 春蝶
    「通天閣に灯がともる」
             林家そめすけ
    <当寄席は2・8不入りというのがないのが特徴。今回も元気なご高齢の皆様中心に大勢のお客様にお運び頂きました。
     番組は、春若師匠で中入り後、15年ぶりに出演とのこと、桂春蝶師の「権助提灯」。春蝶師の稀なる個性で窯変したおかしくも艶のある女の闘いに、とりわけ中年の女性の方々の笑い声や身を乗り出して聴かれる姿が印象的でした。トリは、地元西成区出身で大阪市内24区をテーマにした落語を創作された林家そめすけ師匠。今回は浪速区のお話しとはいえ地元としても身近な「通天閣に灯がともる」。二代目通天閣の建設に係る、笑いと人情味あふれるお話で、お客様皆さんほっこりと温まってお帰りいただいたのではと思います。
     後の打ち上げでは、いつもすでに全員が鬼籍に入られている上方落語四天王のお話が出ますが、今回は、落語界を牽引したという意味では、やはり六代目松鶴と米朝師匠が四輪車の前輪、しかも前輪駆動式であったというお話になりました。そめすけ師匠は地元中の地元・千本岸里地区のらくてん会会員が囲む形に。>


◇第20回「らくてん西寄席」               (平成30年2月10日)

  • と き   平成30年2月10日(土) 午後1時30分開演
  • ところ   西区老人福祉センター
  • 入場料  無料
  • 番 組  らくてん亭水車「源太と兄貴」/ 唐亭一寸風「上燗屋」/ 一山亭南坊「持参金」/  猪名川亭青波「ウクレレ漫談」/ 天満家哲ちり「野崎詣り」
    (鳴り物:らくてん亭さくら、ほか)
         

◇出演6回「センター寄席」                (平成30年1月27日)

  • と き   平成30年1月27日(土) 午後1時30分開演
  • ところ  東住吉区老人福祉センター
  • 番 組  「つる」唐亭一寸風/ 「舟弁慶」らくてん亭水車 / 天満家哲ちり「世帯念仏」 /
    「はてなの茶碗」一山亭南坊
    <今年も大勢の皆様にお越しいただきました。来週にも別のアマチュアグループの落語会があるにもかかわらずです。お客様の反応も毎回大変よく、ありがたいことです。>

◇第30回「町家寄席」                  (平成29年12月10日)

出演第30回

・と き   平成29年12月10日(日) 午後2時開演

・ところ     大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)

・入場料  館への入場に観覧料600円が必要です(65歳以上無料)

・番 組  一山亭南坊「酒の粕」/ 天満家哲ちり「ふぐ鍋」/ 柱 祭蝶「池田の猪買い」/ 隣乃玄関「代書屋」

<らくてん会としてこの「町家寄席」に出させていただくのは、今回で第30回目です。年2回の出演でもう15年が経ちました。感慨一入の今回、お客様の入りでもほぼ満席という近時稀な嬉しい結果となりました。
番組の面では、まず哲ちりさんが初めて丸坊主で高座に上がられたのが印象深いことでした。そして、3番手に予定していた玄関さんが仕事の都合でどうしても少し遅れての到着となることから、トリの祭蝶さんと交代いただくというのも、初めての出来事でした。世話役としては心配しないでもなかったのですが、さすがのご両人、祭蝶さんが沸点まで熱した会場をそのまま沸き返らせて終えることができました。
後の打ち上げには、義太夫の元太夫お師匠さんまで参加いただき、これも初めての貴重な回となりました。本日は、嬉しめでたし。かなり高齢化が目立ってきたらくてん会ですが、まだまだ元気に盛り上げていきたいと思います。>

       
       

◇Tennojimura-yose English Rakugo Part15      (平成30年2月4日)

Feb.4th 2018   14:30~  

at Sanno fukushi kaikann 

Admission 500 yen

<Program>

1.Jugemu by Karanenbutsu(六斎亭空念仏)
2.A man in a Hurry by Hasshow(八笑)
3.Twinkle Twinkle Little Star by Charley(須磨乃家茶里)
4.Workshop by Showto(笑人)
5.Wonderful Japan by  Irina(いりな)
6.Is he a China or a Japan guy ?    by Kitty (西ノ家喜亭)

主催:てんのじ村・英語落語の会実行委員会

Suponsored by Tennojimura-yose English Rakugo Promotion Committee

 

◇第87回「西成寄席」                   (平成29年11月24日)

  •  と き   平成29年11月24日(金) 午後6時30分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)                  
  • 入場料           1,300円(65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「牛ほめ」   笑福亭縁

    「ふぐ鍋」   林家染吉
    「禍は下」   桂 春若
    中入り
    「ガマの油」  桂阿か枝        
    「へっつい幽霊」七代目・笑福亭松喬(三喬改メ)
    <かなりの冷え込みの中、今回は高齢のお客様が増えました。開場の1時間以上前に来られた方もいらっしゃって、会場前の廊下に、かつて鶴瓶師匠が出演された回に匹敵する長~い行列ができました。
     原因の一つは、地元在住の新人、縁さんの初出演でないでしょうか。まだ松枝師匠への入門修行の年季も明けきっていないとのこと。ちよっと緊張気味にスタートされましたが、後半は快調に前座を果たし、高座を降りる際には地元の方から花束が渡されました。会場で花束贈呈というのは当寄席初の慶事です。
     もう一つの原因は、笑福亭三喬改め七代目・松喬師匠。終演後サインを求めるお客様もおられました。先代名人は全国にファンがいらっしゃいましたが、当代も全国各地でご活躍のよう。打ち上げでは、春若師匠、阿か枝師匠と、新幹線の席の取り方で盛り上がってはりました。鬼籍に入られた同輩・後輩のことや慰問に行かれる刑務所のこと、大相撲の不祥事などで話がやや暗くなりかけると「えらい話が暗ろなりましたなあ、もっと明るい話題を」と気を使われる意外と繊細な師匠でもありました。
     番組は、春若師匠で中入り後、阿か枝師匠の軽妙な「がまの油」に続いて、大トリの松喬師匠が「へっつい幽霊」をたっぷり、お客様にはいつもながらニコニコと満足のお顔で帰っていただきました。世話人としても大満足の一夜でした。>

◇第8回「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」  (平成29年11月40日)

◇と き  平成29年11月4日(土) 午後2時開演 (午後1時30分開場)

◇ところ    山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)    

◇入場料  無料

◇番 組       柱 祭蝶「兵庫船」/ 隣乃玄関「代脈」/ 唐亭一寸風「七段目」/ 中入り/
らくてん亭水車「源太と兄貴」(笑福亭仁智・作)/ 古印亭勝丸「質屋蔵」

<開場直前から雲行きがあやしくなりはじめましたが、今回も大勢のお客様にお越しいただきました。
水車は、先日ネタおろしした「源太と兄貴」(笑福亭仁智師匠・作)に再度挑戦。手ごたえがあったところも、なかったところも。このネタは短いコントが集まったようなもの-例えば全部に共通の「源太!」のセリフも、場面ごとに合った叫び方を工夫すべしと、後の打ち上げで、この演目の熟達者、玄関さんから有難いアドバイス。年内に今一度挑みます。
他の面々は、すべて古典。祭蝶さん、玄関さんで盛り上げてもらった後の一寸風さんも、まきぞうさん(三味線・唄)らのハメモノに乗り、気持ちよさそうに「七段目」を演じ切りました。トリの勝丸さんは「質屋蔵」の長丁場。さすが噺の運びも、お頭の方も、光ってました!

  
  
  

  

  
      

◇第56回「らくてん寄席」                (平成29年10月14日)

前日から急にうすら寒くなり気がかりでしたが、今回も大勢のお客様にお越しいただき嬉しい限りです。
秋の回には毎年出ていただいていた隣乃玄関さんが今回無理となりましたので、水車が彼のテイストの演目をと「源太と兄貴」(笑福亭仁智師匠・作)を演りました。彰太郎さんに沸かせていただいた後に飛び込みましたが、大爆笑ネタのはずがまあソコソコあぶくは出てましたがといったところで…水車自身生煮えの状態で終わってちょっと悔しい。で…もう一回、今度は玄関さんも出られる「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」で挑戦させていただきます。
続くあん光さんに再沸騰していただき、一寸風さんの「くっしゃみ」まで盛り上がりました。今回は全員マイクなしの熱演。もっともスイッチが入ってないのに気づいたのは一寸風さんだけでしたが。