- と き 令和3年2月13日(土) 午後2時開演
- ところ 西区老人福祉センター
- 入場料 無料
- 番 組 猪名川亭彰太郎「子ほめ」/ 唐亭一寸風「七段目」/ 笑人「豊竹屋」/ らくてん亭水車「仔猫」
(三味線:猪名川亭青波)
◇と き 令和2年12月20日(土) 午後2時開演 (午後1時30分開場)
◇ところ 山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)
詳細はてんのじ村寄席ホームページへ(http://tennojimura-yose.rakutopia.jp)
◇入場料 無料
◇番 組 七福亭茶錦「浮世根問」/ 華乃ひかる「餅屋問答」/ らくてん亭水車「二番煎じ」/ (仲入)/ 唐亭一寸風「上燗屋」/ 柱祭蝶「天狗裁き」
<今回も案内先を登録されている方々のみにご案内し、事前予約制で実施しました。新型コロナウイルス感染症の赤信号がともるなか、主催者として精一杯の対策を講じての開催です。入場者数制限、マスク着用・手指消毒、常時換気など前回からの対策に加えて、体温測定、高座にアクリル板のパーテーション設置など新たな対策も施しました。
お客様には、常時換気で寒いなかを屋外と同じ服装で鑑賞いただき、途中携帯カイロを配らせてもらいました。また途中アクリル板への天井照明の映り込みに気づき、仲入りからのち一部照明を消すことも。
こうした厳しい条件のなかでしたが、アンケート結果をみれば内容の評価として「大変よかった」がこれまで最高の割合となり、お客様から励まされご祝儀をいただいた気持ちです。>
<第99回となる今回も前回に引きつづき区民センター・ホールでの開催となりました。新型コロナ感染症の第3波が到来する中、感染予防のためソーシャルディスタンスを確保する対策の一環です。
前回、高座から見てイス席の左右間隔がかなり空いたまま縦に1列ずつ整然と並ぶ状態は大変やりにくかったとの演者さんの声に応え、今回はイスの横の並びを前後でずらし、相対的にはお客様がまんべんなく広がって見えるように席を配置してみました。前回よりお客様の数自体も多く、少しは演じやすくなったのではと思います。
各演者さんの口演にも力が入り、朝吉師の講談風「鬼あざみ」が途中の切りで終わるころにはかなり押し気味の時刻、さらにトリの文福師匠もあの迫力ある美声で相撲甚句や民謡・演歌を交え大熱演、本来700人収容の大ホールを十分の一以下のお客様の笑い声で満たしていただき、刻限をかなり超えての終演となりました。
文福師匠には、「ふ」から「と」になるのは将棋だけに・・のポスター・ビラのことなども聞かせていただきたかったところですが、今回も落語家協会の方針に沿って打ち上げはなし。早い終息が望まれます。>
<8月28日(金)に第98回の「西成寄席」を開催しました。本年2月、5月の公演が中止となり昨年11月以来9カ月ぶりの開催でした。会場を西成区民センター2階の会議室から1階の大ホールに替えて、換気や座席数、座席間隔の面を含めて新型コロナ感染症予防策を講じての再開です。
座席数は定員700名の会場に70席。寄席としてどうにも雰囲気作りが難しいと考えていましたが、見栄えにおいては十分立派なホール寄席の感じになりました。音響も気になっていましたが、お囃子はよく響きかえって良い感じ。演者さんの声も最初は少し反響するのが気になりましたが、これもすぐに慣れてよく聴き取れました。
ただし客席どおしの距離があいているうえ、半分の入り、マスクをかけての鑑賞でしたので、どうしても会場が沸き上がるほどの笑いの連鎖反応、大爆笑とまではならず、後方から眺めていると、お客様の肩が無言(実際は声が出ている)でクスクス上下しているように見えました。致し方ないことながら、世話人としてはやや不完全燃焼に終わった気がします。次回、まずは全席を埋めることに努めましょう。
各口演自体は、皆さん2月から予定の演目を、満を持して熱演いただきました。トリの三歩師匠は当寄席初出演。トリが創作落語というのも初めてだったのではと思います。桂三枝(六代目文枝師匠)作の「相部屋」。お客様の肩の上下動が一番激しかった。
後の打ち上げは、一部の世話人・協賛者だけで、細やかに粛々と。これも当寄席初のことでした。>
<第62回の「らくてん寄席」。昨年7月に前回を開催して後、10月が台風の影響で、本年3月が新型コロナ感染症拡大のため中止となり、1年ぶりの開催です。
他の落語会と同様、事前予約制となり、座席を半分以上減らして間隔をとり、扉・窓を開けて常時換気。また当寄席では、高座と客席の間の距離を十分にとったうえ、施設側の要請を受け演者の前に透明のアクリル製パーテーションを立てました。透明マスクでも可とされていたので別の機会に試してみましたが、5分で口の前面が曇り出し、その後顔との接触部分がベトベトしてきて暑くてたまらず、7~8分が限界でした。2~3人のお客様に伺ったところでも、さして違和感なく鑑賞できたとのことですので、8月の西区老人福祉センターでの口演にもこのパーテーションを使います。
レギュラー1名欠場のため、六斎亭空念仏くんと柱祭蝶さんに特別出演いただきました。また三味線は今やセミ・レギュラーといえる猪名川亭青波さんにお願いしました。高校2年生の空念仏君は5カ月ぶりの高座とのこと。満を持しての「天狗裁き」を元気よく演じました。トリの祭蝶さんは、いつも感じることながら、本当にまともに演じてまともに面白い正統派。本日の「遊山船」は、青波さんの唄付きのハメモノも効を奏し、まことに三密がうらやましい場面の数々で楽しみました。
憎っくきコロナの再拡大が報じられるなか、秋にも当寄席が開催できることを祈るのみです。>
◇と き 令和2年7月4日(土) 午後2時開演 (午後1時30分開場)
◇ところ 山王福祉会館 (大阪市西成区山王2丁目13番)
詳細はてんのじ村寄席ホームページへ(http://tennojimura-yose.rakutopia.jp)
◇入場料 無料
◇番 組 一山亭一寸風「犬の目」/ 唐亭一寸風「天災」/ 隣乃玄関「荒大名の茶の湯」/ (仲入)/ 悠々亭伸輔「疝気の虫」/ らくてん亭水車「軒づけ」
<小雨が降ったり止んだり、あいにくの空模様の7月4日の土曜日に、第13回の「てんのじ村寄席・寿恵広ガロ落語会」を開催しました。
はじめての事前予約制。座席数をいつもの半分にし、空調をかけつつ窓は常時開け放ち、お客様にはマスク着用、入り口での手指消毒をお願いしました。幸い気温がさほど上がらず外からの風も適当によく通り、落語を聴く環境としてまずまずでなかったかと思います。
演者と客席との距離も何とか3メーター程度離すことができましたが、水車の「軒付け」は爆発的大音声が売りのため、途中3カ所ほど、とっさに口の前を透明の下敷きで遮るという芸当をしました。お客様の興を削ぐリスクもあったと思いますが、結果は大爆笑につながりよかったです。
開場前に、座席や扉の取っ手、トイレの手すりや便器など要所要所を効果持続性の除菌剤で拭いておきましたので、後の片づけはいつもどおりで済ませ、いそいそといつものアジア料理のお店へ。>
Feb.9th (Sun) 14:30
at Sanno fukushi kaikann
Admission 500 yen
<Program>
1. Short Stories by Tsubasa(桜楽亭 翼)
2. A Man in a Hurry by Hasshow(八笑)
3. Kozu Shrine by Charley(須磨乃家茶里)
4. Workshop by Showto(笑人)
Let’s perform short Rakugo story by Rakugo instructor
5. I Hate Hamburgers by Chamekichi(笑笑亭ちゃめ吉)
6. The Patience Bag by Kitty(西ノ家喜亭)
<ここ数日にわたる寒気の中、また中国での新型肺炎流行の影響が懸念される中、予想を上回るお客様にお越しいただきました。
一番手は姫路の高校生、英語はすでに達者な桜楽亭翼くん。笑顔を絶やさず堂々とみごと初出演をこなしました。喜亭さん、茶里さん指導のもと、これからがますます楽しみです。
続く、世界最高齢の英語落語家で当寄席名代のスーパーお爺さん、八笑さんの「いらち俥」も、まだまだ弾けて跳びまくり、前回怪我で欠場の須磨乃家茶里さんの満を持しての「高津の富」は、これぞ古典落語の面白さをそのままに伝えていただいた、まことに嬉しい流れとなりました。
その流れに乗せ上手の笑人さんも乗りに乗り、ワークショップは最後にお客様を総立ちにさせてオーバーフロー。そして当寄席が大好きと言うていただいている京都・笑笑亭のちゃめ吉さんの「ハンバーガー怖い」。姫路が拠点、当寄席レギュラーの西ノ家喜亭さんの「堪忍袋」。関西の東と西、それぞれの地でリーダー格のお二人が、大阪のディープサウスの会場を笑いの激流へと変えました。ちゃめ吉さんの舞妓の演技が面白かわいい。喜亭さん、喜気迫る嫁さんの「くそ婆あ、死ね~」。常連のお客様から、いままでで一番おもしろかったとの感想をいただきました。
課題は依然として集客です。>