らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

西成寄席

◇第81回「西成寄席」                 (平成28年5月27日)

  •  と き   平成28年5月27日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階会議室 (大阪市西成区岸里1-1-50)               
  • 入場料
    1,300円
    (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番組
    「うなきや」       露の眞
    「明石飛脚」      笑福亭鉄瓶
    「のめる(二人癖)」  桂春若
    中入り
    「ひらのかげ」     笑福亭右喬
    「宿屋仇」        桂米左

    <前回に第80回・丸20年を記念する「西成寄席スペシャル」を開催しての1回目、初心に帰って…の思いです。第1回のトリで5代目故・桂文枝師匠が演じられた「宿屋仇」を、その折には1番手であった桂米左師匠がトリで演じられました。初回のころ、今回1番手の露の眞さんは小学生。番組構成をご手配いただきつつ、初回から1回も欠かさず出演いただいている桂春若師匠に今更ながら感服しています。>H28.5.27西成寄席第81回-2

◇第80回「西成寄席」                    (平成28年2月20日)

第80回記念

  •  と き   平成28年2月20日(土) 午後2時開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 1階 ホール (大阪市西成区岸里1-1-50)                   
  • 前売り    800円(80回特別料金)(西成区民センターにて販売中)
    当日券 1,000円
    (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は当日も800円)
  • 番 組  
    笑福亭呂好  「みかん屋」
    桂 坊枝    「天王寺詣り」
    桂 春若    「十三石」
    仲入り
    桂 吉坊    「ふぐ鍋」~踊り「せつほんかいな」
    笑福亭鶴光  「試し酒」

    <あいにくの雨天にかかわらず、予想を上回る500名弱、400数十名のお客様にお越しいただきました。当日券だけでも普段の会議室での入場者数を大幅に上回る盛況となりました。演目は、いつもとは違うお客様が来られることを見越して、当日のお客様を見てから決める方式。これが幸いして、坊枝師のご都合で急きょ出演順を変更するハプニングもなんのその、最初からまことにスムーズに盛り上がり、吉坊師の珍しい「せつほんかいな」の踊りまで加わって、つかみの天才(春若師匠曰く)、東京が離さない鶴光師匠のサービスたっぷりの現代版「試し酒」でついにホール全体が沸点に達しました。。鶴光師匠は残念ながらそのまま東京へ帰られましたが、後の打ち上げも大いに盛り上がり、引き続き第90回、100回に向けて力の湧く、記念の一日となりました。>
      【西成寄席】80回記念チラシ-2    img047-2

◇口上(第79回「西成寄席」)

お運びありがとうございます。

今年は秋が例年より暖かかったせいか、また大阪は選挙があったりして、「年瀬の気配」というものを感じないまま、ここまで来てしまった気がいたします。

年々季節感がなくなってきているように思いますが、クリスマスやバレンタインデーに関わりがなくなってきたことや、近年のハロウィンになじみがないなどの私の個人的な事情によるものかもしれません。

そんな中、あいかわらずこの時期に私のまわりによく現れるのが「宝くじが当たったら仕事をやめる」という人たちです。みなさんの周辺には居られませんか?

ちなみに、今年の年末ジャンボ宝くじの賞金は1等が7億円(昨年は5億円)、前後賞が1・5億円(同1億円)。つまり、1等と前後賞をあわせて10億円ということです。「10円置く」とちがいますよ。(すみません。春若師匠のギャグをパクリました)

何か、仕事にご不満があるんでしょうか。でも、それほど深刻ではないのでしょうね。「宝くじが当たったら・・・」という条件付きで「辞める」と言っているんですから。

しかし、これ、逆に言うと「宝くじが当たらなかったら辞めない」と言っているのと同じですので、心配してまじめに職場のことなんか聴いていると「いや、うちの職場も悪いところばかりじゃないんです・・・」とか言い出しますのでね。うっかり相手をしていると「あほらし」ということにもなりかねません。

だいたいお金の心配がなくなったら、仕事に行かないというのが、勤め人の私にはわかりません。仕事に出なければ、配偶者と過ごす時間が増えるだけではないでしょうか。

あっ、いえ、それほど深刻ではないのです。いいところもいっぱい・・・・・。

                               ( 山 )

◇第79回「西成寄席」                  (平成27年11月27日)

  • と き   平成27年11月27日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階  (大阪市西成区岸里1-1-50)                    
  • 入場料  1,300円 (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組   
    「動物園」     桂 あおば
    「千早振る」   桂 二乗
    「兵庫舟」     桂 春若   
    仲入り
    「しらみ茶屋」  笑福亭 生喬
    「井戸の茶碗」  桂 梅団治
    2~3日前から急に寒くなりましたにもかかわらず、大勢の熱心なお客様にお越しいただきました。会場後方から観るとお顔が故・四代目桂文枝師匠とそっくりな生喬師匠のなんともおかしく軽妙洒脱な虱カイカイ手踊り「しらみ茶屋」。そしてまったく好対照、侍が二人も出てくる江戸流の人情話を不自然でない上方落語に仕立て上げ、お客様を引き付け笑わせ唸らせました梅男治師匠の「井戸の茶碗」など。今夜も「あー落語てえーなあ」と思いつつ打ち上げへ…>

◇口上(第78回「西成寄席」)

 お運びありがとうございます。

    唐突ですが、あたまにデキモノができまして。

 あたまの内(なか)ならこれは脳外科の領分で、ちょっと大層なことになるんですが、わたしの場合は外側つまり頭皮上のことで、これは皮膚科の縄張りで深刻さの度合いがグッと下がるのでございます。とはいえ、散髪屋に行きますと櫛にひっかかったり、時折ぼんやりとした痒みも感じます。そこで、西成区の玉出にある評判の良い皮膚科に行きました。このお医者さんがさすがに混んでおりまして、待合室で立っている人がいるくらいです。一時間待ちなどはザラで、慣れた方なんかは受付で看護師さんに声をかけてから、どこかへ用足しに行かれるくらいです。

 やっと順番が来まして、診察室のいすに座らされて少し待っていると、先生が登場して、ルーぺというんですか拡大鏡で見ること2秒。

 「イボや、コオラソ!」

 「コオラソ」という器具が出てくるのかと思っておりましたら、これが「凍らそう」でして、何でも液体窒素(チッソ)を染み込ませた綿棒をイボの表面に押し付け細胞を破壊し、かさぶた状にして取ってしまおうという割と強引な治療法でして、正式には「液体窒素療法」という身もふたもない名前です。

 要するに皮膚のうえにできたイボを「低温やけど」させ、凍傷によって組織を破壊されたイボを少しずつはがしていこうというわけです。

 何やら恐ろしげな治療法ですが、実際にやってみると「やけど」とはいえ、それほど強い痛みはなく、むしろ蚊に喰われて膨らんでいる所に十文字に爪を立てるような、そんな心地よさがあり、わたし嫌いじゃありません。

 先生が「しばらくかかるよ」とおっしゃるので、近所に良い喫茶店をさがそうと思っています。

                               ( 山 )

◇第78回「西成寄席」                 (平成27年8月28日)

第78回「西成寄席

  •  と き   平成27年8月28日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階  (大阪市西成区岸里1-1-50)           
  • 入場料  1,300円 (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組 「子ほめ」   桂 慶治朗 「手水廻し」  笑福亭 呂竹 「天狗裁き」  桂 春若 仲入り 「住吉駕籠」  笑福亭 遊喬 「猫の忠信」  桂 花團治 (桂 蝶六 改め )
  • <「落語は情景描写。ギャグで笑わすのは漫才。」と後の打ち上げで春若師匠。当夜の「天狗裁き」「住吉駕籠」「猫の忠信」では、まさにこの言葉がふさわしい3師匠それぞれの上方落語の世界を楽しませていただきました。3代目花団治師匠のお名前どおり花のある噺しにもしびれました。古典らしい古典が並んだ…と思っていたら、「天狗裁き」は上方では滅んでいたのを故・米朝師匠が復活された、中身はほとんど桂米朝作と言ってよいものと春若師匠。今回は勉強になりました。>
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◇口上(第77回「西成寄席」)

  お運びありがとうございます。

   先日、電車に乗っていたときのことですが、途中の駅から六〇代半ばと推察される女性二人が乗ってきて、わたしの隣に座りはりました。仲の良いお友達らしく、大きな声で話をしておられます。

  最初は誰か共通のお知り合いの話で盛り上がっておられましたが、やがて一方の女性が、

「ちょっと、あんた知ってる?吉永小百合て七〇歳らしいで・・・」

「エエーッ、ほんまかいな。負けてられへんわあ!」

「せやろう!」

 不意を突かれたわたしは言葉もなく、ただ電車の床の模様を眺めておりました。

 ・・・負けられへんということは、つまり勝つか引き分けるということですか・・・。

  そもそも現時点で「勝ち負けを論じる」ということは、例えば四〇歳や五〇歳のときに「ある程度同じようなレベルにあった」ということが前提ではないでしょうか。

 しかるに、わたしなりに冷静に判断して、出産直後はともかくとして、お二人が小百合さんのライバルであったことは無かったかと思われます。

 もとより、そのこと自体は決して非難されるようなことではありません。なにせ相手は吉永小百合さんなんですから、大抵の人はボロ負けなんです。

 むしろわたしの驚きは、「そんなもん100メートル離れて見たら一緒やんかぁ」みたいな、神をも恐れぬ楽観主義にあります。

 お二人は、その後も次々と話題を変えておしゃべりを続けておられます。稀代の美人女優に対抗するという難題はすでに忘れ去られ、痕跡すらありません。

 彼女たちの真骨頂は、まさにこの辺りにあるのでしょう。

 寿命は負けないと思います。

                               ( 山 )

◇第77回「西成寄席」                  (平成27年5月29日)

  •  と き   平成27年5月29日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階  (大阪市西成区岸里1-1-50)                          地下鉄・四つ橋線「岸里」駅東へ徒歩1分、                       地下鉄・南海電車 「天下茶屋」駅南へ徒歩5分
  • 入場料  1,300円 (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「犬の目」   露の 瑞
    「天狗さし」  笑福亭 喬介
    「鹿政談」   桂 春若
    仲入り
    「口合小町」  桂 わかば
    「夢八」     笑福亭 学光                                                     
    <とても5月とは思えない真夏日の夕刻、熱心なお客様が集まりました。近年なかなか珍しい演目が並びました。「天狗さし」も「口合小町」も故桂米朝師匠のCDでしか聴いたことがないネタ。聴き込んでいるうちに、何故かわかば師の色黒のお顔がどことなく*名付け親・米朝師匠のお顔に似てきて驚きました(*ざこば師匠から「ざこね」と名づけられる寸前だったとか)。「夢八」は、かつて松鶴師匠や五郎兵衛師匠で聴いたような気がしますが、学光師匠のも、くどくなくあっさりでもなく、一度で絶対に忘れられなくなったと思います。長年にわたり献身的に阿波踊りの連のお世話をされている由、後の打ち上げで伺いなるほど学光師匠と。>OLYMPUS DIGITAL CAMERA

◇口上(第76回)

お運びありがとうございます。

わたしの家にテレビが来たのは昭和三十九年の東京オリンピックのときでした。それから数年たってテレビがカラーになったころに、電話がついたのではなかったかと記憶しています。

我が家にテレビがやって来てから五〇年。テレビ好きのわたくしは時間が許せばずっとテレビを見ておりますが、中でも「探偵ナイトスクープ」という6チャンネルの人気長寿番組が大好きです。一般市民が悩み(深刻なものからアホらしいものまで)の相談を番組に寄せ、探偵役の芸能人が解決に取り組むという内容です。

この前も、「ひきこもり歴30年」という52歳の男性から番組に「現在の生活から脱して社会に出て行きたい。ついては探偵に手伝ってほしい」という依頼が寄せられました。さっそく探偵(カンニング竹山)が依頼者の自宅を訪ねて、長年のひきこもり生活に終止符を打とうという気持ちになったきっかけをたずねると「同い年の山中教授がIPS細胞の研究でノーベル賞を受賞したから」とのこと。たぶん全国の視聴者がわたくしと一緒に「どこと比べてまんねん?!」と突っ込んだことだと思います。

さて、人間関係が苦手な依頼者ですが、「自宅で犬を一匹飼っており、良好な関係」とのことで、それではと探偵が見つけてきたのが「ひきこもりの犬を散歩に連れ出す」という仕事。嫌がる小型犬(犬種は小型犬だが運動不足等のため著しい肥満で大きく見える)を根気よく説得して(おそらく依頼者が周囲から言われ続けた内容だと推察される)、とうとう連れ出しに成功するという感動のハッピーエンドとなりました。依頼者男性のピュアな心が中型風小型犬に通じたのだと思います。

ここで思い出したのが、知り合いの男性のことです。彼は趣味でトライアスロンをやってるんですが、先日彼の飼い犬が血尿を出したというのです。ご想像のとおり自身のトレーニングをかねて飼い犬を散歩に連れ出していたそうです。

虐待ですがな。

(山)

◇第76回「西成寄席」                  (平成27年2月27日)

第76回「西成寄席

  •  と き   平成27年2月27日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • ところ   西成区民センター 2階  (大阪市西成区岸里1-1-50)           
  • 入場料  1,300円 (65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は800円)
  • 番 組
    「道具屋」   桂 二葉
    「猫の皿」   林家 卯三郎
    「代 書」    桂 春若
    仲 入
    「青い瞳をした会長さん」  笑福亭 鶴二
    「胴乱の幸助」         桂 文喬                                                
    <「すぐに終わりますので」というのがトリを気遣う前4人共通のまくら。岸里駅前の様子が変わるほどお久しぶりの鶴二師匠が軽妙な現代噺で会場を沸かした後、満を持して登壇された当寄席初の文喬師匠、最初の一言が「私はたっぷり」。期待に違わない先代文枝師匠譲りの古典噺にお客様も満足のご様子。あっという間のきっかり2時間でした。>
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