らくてん会

らくてん会は西成寄席のお世話とアマチュア落語・演芸のサークルです。

活動

◇出演第22回「町家寄席」                (平成25年12月7日)

・と き   平成25年12月7日(土) 午後2時開演

・ところ  大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)

・番 組  唐亭一寸風「ふぐ鍋」 / 一山亭南坊「佐々木裁き」/ 笑人「太鼓腹」/            柱祭蝶「一人酒盛」 (鳴物:らくてん亭さくら他)

<宮大工さんらによる大鋸(おが)、木挽(こびき)、手斧(ちょうな)、槍鉋(やりがんな)の「古式技法実演」が控える中、館の方のご配慮によりぎりぎり目いっぱいやらせていただきました。お陰様でトリの祭蝶さんの秀逸「一人酒盛」まで盛り上がって第22回を終えることができました。>

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◇第1回「てんのじ村寄席らくてん会の会」       (平成25年11月3日)

  • と き  平成25年11月3日(日) 午後2時開演
  • 番 組  らくてん亭水車「代書屋」 / 天満家哲ちり「井戸の茶碗」 /                唐亭一寸風「くしゃみ講釈」 / 一山亭南坊「佐々木裁き」                        (鳴物:らくてん亭さくら他)
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    <地域の行事と重なるなどで、てんのじ村寄席らくてん会の会は誠にささやかなスタートとなりました。第1番手の水車は、途中までお客さま1名という貴重な体験をさせていただきました。ピーク時のお客さまは8名、ま、末広がりということで・・・。ご来場いただきました皆様には、本当にありがとうございました。>

◇Tennojimura-yose English Rakugo Part1      (平成25年10月13日)

Oct.13th 14:30

at Sanno fukushi kaikann       map on the above part

Program

  1. This is Rakugo   by  Showto   Introducion of Rakugo and how it is  performed
  2. Chiritotechin  by  Marumaru    Rakugo story about dangerous local  speciality made of tofu
  3. White lion  by  Merin   Rakugo story about unemployed man who hunts a unique good-paied job
  4. Workshop by  Marumaru & Merin   Try to perform short Rakugo stories with Rakugo instructor
  5. Time noodles  by  Showto   Rakugo story about how to eat udon noodles at a bargain price
  6. A Haunted Mansion  by  Kitty   Rakugo story about pretty ghost facinating innocent villagers

<第1回は、途中で立ち見が出、ついに控室も開放する盛況となりました。お客様からベテランの演者が感動するほどたくさんの笑いを頂戴し、また外国人のお客様もそこそこお見えでworkshopや打ち上げパーティにも参加頂きました。内容としても大成功というのが主催者の自画自賛。>     詳細は「てんのじ村寄席」のホームページへ→ Tennojimura-yose logo1-1_edited-1311

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◇第71回「西成寄席」                    (平成25年11月29日)

  • と き   平成25年11月29日(金) 午後6時15分開演 (30分前開場)
  • 口 上  ここをクリックください
  • 番 組  「寿限無 」       桂 弥太郎  (プロフィール)                      「七度狐 」       笑福亭喬若  (プロフィール)                      「鴻池の犬」     桂  春 若   (プロフィール)                     「あくびの稽古」    桂 あさ吉   (プロフィール)                      「三枚起請」    桂  雀松  改め 三代目 桂 文之助 (プロフィールnishinari-yose72今回のトリは桂雀松改め三代目桂文之助師匠。テンポのよい、しかし30分を優に超える「三枚起請」の熱演に、お客さんは皆温まり、寒風の中をホカホカと帰られたことと思います。ホンワカとしたお人柄の師匠を囲んで打ち上げも和気あいあい、素人落語の初歩的な質問にも真摯に応えていただき大感激!

◎口上(第70回)

 

お運びありがとうございます。

最近「十倍返し!」という言葉がたいへんに流行っております。ご存じ、人気テレビドラマ「半沢直樹」の主役、銀行員半沢直樹のキメ台詞です。

 一介の銀行員である半沢が大銀行に蔓延(はびこ)る「巨悪」に対し、敢然と立ち向かいこれを退治するという、弱きを助け強きをくじく、いわゆる「勧善懲悪」物語です。

 これが大うけなんですね。いまや視聴率は30%を超えているそうです。今年の七月七日に始まったばかりで、我が家の女房と二十一の娘が初回から見ております。私にも勧めるものですからここ三回ばかり見ておるんですが、これがじつに面白い。とにかくスカッといたします。

 このドラマの特徴は、とにかくわかりやすいことです。まず、悪そうな顔をした登場人物は必ず悪者なんですね。じつにわかりやすい!。しかも、毎回めでたし(大小濃淡あり)で終わる。この安心感。このごろは映画でもドラマでも、下手をすれば漫画でもこんなことはありません。「そのまんま」「ベタ」などと評して人間の素直な感性を軽視し、「意外性」「シュール」「どんでん返し」を評価するといった傾向が強いと思います。

 そういう意味では、ストーリーや設定の意外性や非日常性に頼らず、「ベタの底力」を再評価したということでも、近年出色のドラマではないでしょうか。

 主役:半沢直樹を演じる堺雅人が悪者を追い詰めるときの長ゼリフ。ギラギラした眼光と抑制がきいたセリフのギャップがステキです。

 また、脇役が多彩です。なかでも、片岡愛之助が演じる金融庁検査局主任検査官黒崎駿一。強引な検査手法を駆使する剛腕検査官ですが、これがオネエ言葉なんですね。 香川照之が悪党の銀行幹部なんですが、はまってます。

 かく申し上げましたように、お勧めドラマです。ただ、どういうものか、この「十倍返し!」というセリフを聞くと、反射的にわたくしの頭の中に「過剰防衛」とか「法定外利息」という単語が浮かぶのです。

◇第11回「らくてん西寄席」               (平成25年8月31日)

  • と  き   平成25年8月31日(土)  午後1時30分開演
  • ところ    西区老人福祉センター
  • 番 組 
     「磐若寺の陰謀」 らくてん亭水車 / 「くしゃみ講釈」 唐亭一寸風 /
     「茶屋迎い」 天満家哲ちり / 「雨乞い源兵衛」 一山亭南坊 /
     「京の茶漬け」 猪名川亭青波 / かっぽれ踊り・らくてん亭小茶
     (鳴物:らくてん亭小珍・らくてん亭さくら他)<今回のゲストは当会2回目の青波さん。歌とウクレレ伴奏の入るマクラも本題の「京の茶漬け」もまことにベッピン、お客様から感嘆の声も。>

◇第44回[らくてん寄席」                 (平成25年10月5日)

  • と    き  平成25年10月5日(土) 午後1時30分開演 
  • 番  組  らくてん亭水車   「磐若寺の陰謀」                            唐亭一寸風       「くしゃみ講釈」                             五月家安庵      「田楽喰い」                               一山亭南坊      「短命」                                                                                   天満家哲ちり       「餅屋問答」済みません。てんのじ村寄席の準備に夢中のカメラ担当、公演風景の撮影を忘れてました。社会人落語日本一決定戦に向けて安庵さんの「田楽喰い」が受けてました。画像は当日配ったチラシ。>
    tennojimura-yose・rakuten

◇第2回「センター寄席」                 (平成25年6月29日)

  • と き   平成25年6月29日(土) 午前10時開演
  • ところ  東住吉区老人福祉センター
  • 番 組  「天災」唐亭一寸風 / 「代書屋」らくてん亭水車
    「権兵衛狸」天満家哲ちり / 「子ほめ」一山亭南坊
    かっぽれ踊り・らくてん亭小茶子  (鳴物:らくてん亭さくら他)
    <90名のお客さま、とても反応がよく大いに笑っていただきました。人も笑いも、当会の最多記録かも!?>

◎口 上(第69回)

 

お運びありがとうございます。

 むかしから「飲む、打つ、買う」を三道楽(さんどうらく)とか三陀羅煩悩(さんだらぼんのう)とか申します。つまりは男の三道楽、お酒とバクチと女性とのお遊びを指したものですが、世の中が進んで今や男女の別はなくなり、どなたも自由に遊びを楽しんでおられます。

 さて、三つのうちお酒と異性との交流については体力の減退とともに終息に向かいますが、博打(ばくち)というのは幾つ何十になってもやろうと思えばやれますので、「博打は骨がらみ」などという言葉もございます。

 競馬人気が続いておりまして、おりしも先週二十六日(日)は第八十回日本ダービーが開催されました。娘が「お父さん、一度馬券を買ってみたい」と申します。「たまに競馬場へ出かける」という友達の話に触発されたようです。わたくしも若い一時期熱心にやったことがありましたし、娘もまあ二十歳を超えてますので「ほな、新聞見て予想しいな」ということになりました。「ダービー」は「競馬の中の競馬」「レースの中のレース」ですので、八十年の歴史の中に数々のドラマが織りなされています。今回出走する有力馬9番エピファネイアに騎乗する当代の一流騎手福永祐一はかつて天才ジョッキーの名をほしいままにした福永洋一の息子であり、まだダービーでは勝利したことがない。さらに、天才と謳われ幾多の大レースを制してきたその父洋一も実はダービーというタイトルを獲得しないまま、レース中の落馬事故によって騎手生活を閉じた。また、サラブレッドは十八世紀初頭のイギリスで、ただ競馬に勝つことだけを目的に作られ、すべての競走馬はその系譜のうえに存在するが故に競馬は「血統のゲーム」と呼ばれる・・・などというウンチク話を新聞をにらみつけている娘に聞かせながら、わたしも予想を始めました。結果は、最後の直線で先頭に立ったエピファネイアがゴール前で差されて二着。娘は同馬の単勝を買っており的中せず、わたくしもダメ。福永父子の悲願は今回も・・・。「お父さん、競馬って当らんと面白ないね」。そうやね。            (山)

◇第43回[らくてん寄席」                (平成25年7月20日)

  •  と    き  平成25年7月20日(土) 午後1時30分開演 
  • 番  組    
      「鷺とり」       唐亭一寸風
     「代書屋」      らくてん亭水車 (観光ン改め)
     「雨乞い源兵衛」  一山亭南坊
     「猫の災難」     天満家哲ちり
     「はてなの茶碗」   柱祭蝶 
     かっぽれ踊り    らくてん亭小茶子
      (鳴物:らくてん亭小珍・らくてん亭さくら)

    <今回のゲストは柱祭蝶さん。強烈な追っかけがお二人、打ち上げにも参加され盛り上がりました。>
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